気をつけて!Kimini英会話3つの落とし穴
小学生の娘が、kiminiの英語レッスンを1ヶ月毎日受けてみました。
今まで何社かのオンライン英語を試していますが、kiminiを試したのは、初めてです。
いい口コミが多いですが、いいところもイマイチなところもあり、メリットデメリットをまとめてみました。
娘はまず、総合英語3(中3英語)を勉強することにしました。
そのコースはまず説明をしてくれて、その後練習から入るので、内容的には楽です。
それを、1ヶ月やってみたわけです。
口コミはいいけど..1ヶ月受けて気づいた落とし穴
kimini、口コミはいいけど、1ヶ月受けてみて
「あれ??」
と思う点がありました。
①ネイティブの音声がゼロ
まず、驚いたのがコレです。
kiminiの講師は全員フィリピン人です。
今まで利用したオンライン英語ではフィリピン人の先生を採用していても、テキストに沿ってネイティブの音声を聴かせてくれる(and リピート)ので特に問題はないと思っていました。
なので、kiminiのレッスンでも当然そうなんだろうな〜と思っていたら、
違いました、、、
kiminiのレッスンはフィリピン人の講師がその場でテキストを全て音読し、それをリピートします。
=ネイティブの音声はゼロになります。
子供は吸収力が高いので、これはマイナスポイントかな、と思います。
②講師の英語力に疑問
フィリピンでは、英語は第二外国語でほとんどの人が日常的に使っているので、もちろん上手なんですが、ときどき講師の英語力に疑問があります。
この間レッスン時、私が横で聞いていました。
その日は
現在形ー過去形ー過去分詞
を習っていたのですが
hear- heard- heard
の過去形、過去分詞を「ヒアード」(カタカナだと表現が難しいですが、、)とリピートさせていたり、
Are you feel sad?
と繰り返し聞いていたり…
(Do you feel sad?またはAre you sad?
ですね)
He have ◯◯.
と言っていたり…
(He has ○○.ですね)
レッスンを聞いているとたまにびっくりするようなことを教えたり、言ったりしている講師が複数います。
QQ Englishや、ネイティブキャンプではこのような講師は見たことがありません。。。
そして発音も。kiminiの講師の発音はフィリピン人の訛りが強い人が一定数います。
でも、ちょっとキツめの講師もいて、TOEICリスニングはほぼ満点の私も時々「ん?」という人もいる印象です。
子供の吸収力はスポンジですからね。
耳で覚えるタイプの子は特に、コピーして言える能力が高いので気をつけるべきですね。
kiminiを受講される場合は、予約時に必ず紹介動画がある講師を選択し、発音を確認することをおすすめします。
③大ざっばな引き継ぎ
今、娘が受講している総合英語3(中3)コースは60ほどの単元があり、それに沿ってレッスンを進めていきます。
毎回同じ先生ならいいのですがそうもいかないので、ほとんど毎回、新しい先生になります。
その際の引き継ぎがかなりザックリです。
例えば、Lesson9の80%終わっていたとしても、全部おわっていない場合、次の授業でまたLesson9の初めから授業が始まります。
復習できるのでいいと言えばいいのですが、、
他のオンライン英語では
「Lesson9のスライド5まで終わり」
となった場合、
「Lesson9のスライド6から」
始めてくれるのでその方がいいなあと思っています。
メリット
そこまでいうのになぜ1ヶ月以上も続けたの?
とお思いの方もいらっしゃると思いますので、ここから私が感じたメリットについて書いていきたいと思います。
予約が取りやすい!
娘は1年半ほど前から他のオンライン英語を受講しているので、大体どんなものかは分かっていました。でも、予約が取りづらいところが多くて困っていました。
ところが、kiminiは前日に予約をしても何百人の先生から選べます!
予約を忘れていても、1時間前でも予約できます。
毎日受けたい場合、この点は本当に楽でした。
毎回受講するレッスンを選べる
これは、デメリットであり、メリットでもあると思うのですが、毎回、どのレッスンを受講するか、指定することができます。
毎回、それをするのは正直面倒です。なぜなら、毎回レッスン後にどこまでやっているか、理解度はどのくらいかを確認しなければならないからです。
でも、裏を返せば、
今日はあまり進まなかったね
↓
なぜかしら?
↓
あまりわかっていなかった
↓
難しかった
↓
じゃあ同じ単元をもう一度やったほうがいいね
↓
予約
という形になり、結果として理解度を深めてから進むことができます。
これは、他のオンラインにはない、メリットだな、と思います。(手間はかかりますが、、)
講師が温和
やはり、フィリピン人の気質なのか、優しくてのんびりした人が多い印象です。
間違えてもやさしく直してくれたり、待ってくれる人が多いです。
人見知りの娘でも話しやすく、とても助かっています。
テキストに日本語の記載がある
kiminiは老舗ー学研のオンライン英語です。
学研が手がけるテキストなので、信頼があります。
もちろんカタカナ発音の説明などはありませんし、スライドも見やすい。
先生は英語100%ですが、テキストに日本語が書かれているので(全てではありません)小学生レベルの子にはわかりやすいと思います。
この単語、何だろう?
と思っても、聞いても説明が複雑だったりそこでまた単語もわからなかったりするとそのまま進めることになってしまいますよね。
その点、日本語の説明が入っているのは、理解度UPにつながると思います。
毎回、違う講師の授業が受けられる
kiminiでは毎回違う講師のレッスンを受けていますが、物怖じしなくなりました。
娘が英語を始めた頃は本当に何を言っているか、分からなかったのでしょう。自分の英語力をわかっていて、それ以上のことを聞いたり言ったりしない「慣れている先生」のみレッスンを受けたがりました。
新しい先生を嫌がったので予約が大変でしたが、kiminiを受講することで
「自分はどんな先生でも言っていることが分かるし、対応できる」
と、自信がついてきたのだと思います。
あまり期待し過ぎず、急ぎ過ぎず、
難し過ぎない、レベルに合ったまたは少し下、くらいのレッスンから楽しく始めるのがポイントかもしれません。
予習、復習のプリントと動画がわかりやすい
kiminiには、予習用の動画や、プリントがあります。
動画は日本人講師が日本語で文法を説明してくれてとてもわかりやすいです。数分で終わるのでちょっと見ておこう、という気になります。
プリントも日本語の説明が書いてあり、理解度UPにつながります。
中学生以上の勉強にはとても効果的だと思います。
kimini Englishはいいのか?
これらが、娘が受講して感じた親目線のメリット、デメリットです。
メリット
・予約が取りやすい
・講師が温和
・テキストが学研&日本語の説明がある
・レッスンを指定できる
・毎回違う、講師
・予習、復習のプリントと動画がわかりやすい
デメリット
・講師の英語力
・ネイティブの音声ゼロ
・講師の発音
・大雑把な引き継ぎ
お子さんに習わせる基準として、このメリット、デメリットはいかがでしょうか?
コスパは最強のkimini(毎日受けても月/6000円くらい!)ですが、お子さんには何が必要か優先順位を考えて、目的に合ったオンライン英語を選べるといいですね。
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