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【ハーブ庭園旅日記・勝沼庭園】バラ園を見に行く(2023.5.14)

はじめに

 ハーブ庭園旅日記・勝沼庭園はワイナリーが点在しぶどう畑の広がる甲州市勝沼町等々力地区にあります。この時期はバラがたいへん見ごろとなっています。
 1996年(平成8年)にオープンした花とハーブをテーマにしたいわゆる観光施設、観光庭園です。そのようなわけで、本稿につきましては、いわゆる見物記の体裁となっております。

 ハーブ庭園旅日記には、富士河口湖町にある富士河口湖庭園もあります。こちらのほうが、富士山にも近く県外観光客はご存じの方が多いのではないでしょうか。
 こちらの運営企業は、もともとは宝石の販売をしていた企業のようでして富士山の近く鳴沢村の指定管理者として、なるさわ富士山博物館の運営もしています。

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ハーブ庭園旅日記・勝沼庭園

 国道411号線沿いにあります。周囲はぶどう畑と観光ぶどう園、ワイナリーがあります。夏から秋のぶどう狩りやワインシーズンにたいへん賑わうエリアです。

拡幅されてきれいになった国道411号線

 大型バスが何台も止められる広い駐車場です。舗装も建物と同じベージュで統一感があります。
 入場は無料です。その代わりといっては何ですが、観光地にありがちなセールスが付き物です。

駐車場の西洋風の小屋
駐車場と建物

 正面ゲートには、大きな石に彫ったロゴ看板があります。

正面ゲート
ベンチとカメラスタンド付きで記念撮影も可能

 30,000平方メートルの広さという園内はヨーロッパ風です。すぐに小さな広場があります。ちょうど母の日でしたので、カーネーションの鉢で富士山を模ったオブジェがお出迎えです。画像は人が入らないように撮影しています。

母の日、カーネーションのオブジェ

 ポールのように見えるのは、セルフタイマー用のカメラスタンドです。至る所にあります。

広場の奥には、日付の入った来場記念の撮影ボード

 案内板で位置を確認します。右手に通年楽しめる大温室があります。この時期の有名なローズガーデン(バラ園)は右寄り奥です。

場内の案内板

 どこも花いっぱいです。

カメラを向けたくなります

 少し早いですが、アジサイも咲いています。

アジサイ

ローズガーデン(バラ園)

 庭内の奥にバラ園があります。バラのアーチがあります。

バラ園の入口アーチ

 アーチの内側です。それほどは驚きませんが、中に進みガーデンに入ると・・・。

アーチを進みます

 見頃のバラたちです。1000平方メートルに250種類500株のバラが植えられているそうです。6月まで楽しめます。

ローズガーデンの概観

 スタッフの方がいて伺うと、今年の話題は新品種でドレッシーという純白のバラです。笛吹市石和町のコマツガーデンが開発したもので、「国際香りのばら新品種コンクール」にて銀賞輝いたそうです。昨年定植したのでまだ小さい株ですが、香りがしっかりします。

新品種のドレッシー

 濃いピンクの大輪のバラはパローレです。

パローレ

 紫色で香りの強いバラ、ディオレサンスです。

ディオレサンス

 鮮やかなピンクはファーストブラッシュです。

ファーストブラッシュ

 クリーム色のバラ、重なり具合から和音というそうです。

和音

 ジャルダンドゥランスは、サーモンピンクのような色です。一度にたくさんの花をつけます。

ジャルダンドゥランス
どこを歩いてもバラでいっぱい

 少し小さいピンク色でつるバラの仲間、バレリーナ。

バレリーナ

 中近東からウイグルにかけて原産のラルサバビロンです。

ラルサバビロン

 橙色の八重咲きはレディオブシャーロットです。

レディオブシャーロット

 明るい朱色です。たくさん花をつける品種のサラバンドです。

サラバンド

 とにかくたくさんの品種でいっぱいです。有名なプリンセスミチコはあいにく職人が手入れをしており撮影できませんでした。

ショップ

 バラ園から戻ってきます。鯉の泳ぐ池の向こうに見える建物は物販がメインの建物です。

ショップとカフェがある建物

 ショップではハーブグッズなどを売っていますが、コスメショップのようだと思ったらハーブ入りの化粧水や石鹸をおすすめされます。ネット検索でも画面に「ハーブ庭園旅日記」と入力すると「化粧水」と候補が上がるのでもう有名です。
 筆者が訪れたときはバスツアーのみなさんを相手にスタッフが慣れたトークで販売をしていました。

豪華なショップの入口

カフェとラベンダーソフト

 コスメを売っているショップの一画にカフェがあります。建物の外からも注文できます。
 ラベンダーソフトが有名です。なぜか「世界で2番目においしいソフトクリーム」と銘打ってます。

外の注文カウンター

 中に入り着席して、賞味しました。色は紫でラベンダー、味はレモン風味でしょうか。

ラベンダーのミックスソフト 400円

 ハーブティーも注文しました。いろいろ種類があるのですが、花のお茶はだいぶクセがあるようなので無難なミントティーを選択しました。注文して5分ほど待つとミントの香りいっぱいのお茶を出していただけます。

ハーブティーミント味 600円

 天気のよい日ならテラス席もおすすめです。

テラス席

大温室

 大温室というだけあって、広さは1500平方メートルあるそうです。一年を通してハーブが楽しめるように農業生産法人により管理されています。

大温室の外観

 中はさまざまなハーブがあります。手にふれて香りを確かめることもできます。

温室の中央にさまざまなハーブが

 しかし、大温室の中に入り目にはいるのが富士山を模った巨大な胡蝶蘭のオブジェです。

胡蝶蘭をふんだんに使ったオブジェ

 胡蝶蘭に続いて、観光的なものとしては、巨大なアメジストの原石があります。

アメジストの撮影用スポット

 こちらには鉢植えでタワーが作られています。

こちらも撮影用スポット

 出口に近いところでは季節の花が楽しめます。ちょうどアジサイが鉢植えでいっぱいにありました。

終盤は季節に合わせてアジサイ
アジザイの鉢植え
アジサイも品種がいろいろ

フラワーショップ

 大温室よりも小さな温室ではハーブや花の苗を売っています。バーブの苗はお手頃なものは400円くらいから。3つ買って1000円でした。

わりと良心価格

ワインショップ

 県産ワインを取りそろえています。

ワインショップ

 呑んだくれたおやじがいます。一緒にカメラに収まるのもいいかもしれません。

完全に出来上がっている

おわりに

 以上、ハーブ庭園旅日記のバラ園の見物記でした。バラ園も大温室も見事でした。これまで何度か見物に出掛けて知っていたのですが、パラのシーズンに行ったのは初めてでした。いわゆる観光施設ですが、承知で見に行くのも楽しいものです。

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