大腸内視鏡日記(3)結果編
結果発表!
というわけでまたまた病院へ、検査から5日後に訪れました。
結論から言うと、重篤な病は特になく、かなり入り口(出口と申しましょうか)に近いところにある6mmのポリープだけが「取るべき」ものとのこと。とはいえ、今のところ悪いものでもないし、次の検査のついででよかろう、とのことで無罪放免となりました。
やれやれ、よかったです。ご心配くださったみなさま、ありがとうございました。
それにしても、カメラが痛くて入らないのでなんであんなにへこんだのか。いや、へこむのか(現在形で)。ちょっと思いを巡らせてみたのですが。
私は妊娠・出産を経験しないまま、もう結構な年齢になったのですが、それが関係しているように思いました。つまり、自分に対して「出産したことのない私は、いわゆる一人前の女ではない」「こんな痛み、出産に比べたら大した痛みでもないのに。やっぱり私は女としてダメだ」みたいな感じの思い込みがあり、それが浮き上がってきたんだと思います。
しばらくは悲しいような気持ちに没入していましたが、しばらくたってちょっとステップバックすることができたみたいで。自分の考えを少し遠くからぼうっと見ていました。握りしめるでもなく、突き放すでもなく、ただぼんやりと。「でも」も「だから」もなく。「乗り越えるんだ」もなく。ただあるがままに。
大腸内視鏡日記はいったんおしまいです。
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