虚血性大腸炎、ホメオパシーでの初期対応(2)

続きです。この日はあまり記憶がない。痛かったというのもあるのだけど、昼間をひたすら寝て起きてレメディをとって寝て起きて…みたいに過ごしたので、単によく覚えていないのだと思う。


8時前にホメオパスからの電話で、腹痛と眠さがないまぜになった状態から目覚めた。昨夜というかさっきまでというか、痛みでほとんど寝られていないのでとにかく眠い。眠いのにお腹が痛くて寝られない。何度か不調でホメオパスと連絡を取ったことはあるけど、こんな朝早くにホメオパスからコールバックがあるのは事態の重さでもあるのか…。


これまでの経過を口頭で報告したところ、Belladonna 10Mを指示された。効いている感じがあれば、30分後にもう一度取るようにと。10時前にもう一度連絡しますとのことでした。そんなにすぐに!と内心驚くが、ホメオパスの口調はいつも変わらず、安心させる。病院に行ってももちろん良い、と言われて少し迷ったが、もはや緊急を要する感じでもなくなっているし、平日だから病院は午前の遅い時間でも午後でもいけるし、という気分になった。


とりあえずBell. 10Mを取ってみた。悪くもないけど、良くもないような。もはや便意はほとんどないが、腹痛が強い。じっと仰向けに寝ているというよりは、落ち着かなくてしょっちゅう体勢を変えている。30分後、もう一度取ってみたら、うとうとと30分ほど寝ていた。9:45にもう一度ホメオパスから電話があり、今の経過を報告。今度はColocynthis 10Mを一度取るようにとの指示。また昼過ぎに一度連絡できると思う、と言われた。


言われた通りにこれを取ってみたところ、今度はしばらくして2時間ぐらい寝ることができた。腹痛はやや軽くなっているような気もする。この頃にははっきりと下腹部痛のみの症状になっていた。空腹さえ感じるので、水を少し飲んでみた。お腹が動くと痛い感じなのでたくさんは飲めない。マヌカハニーをひとさじゆっくりなめて、梅の入った飴を舐める。病院の検索などをしながらうとうとする。


今度電話があったのは13時前。経過報告。眠れるようなら起こしたくないので、とにかく寝て欲しいと言われた。レメディについて、少し考えてメールを送ります、と言われた。しばらくすると、Bryonia 10M を必要に応じて1-2回、という指示がきた。一度取って、寝る。起きたら16時。もう一度取って、寝る。体力が回復して空腹が目立ってきた。腹痛も少しましになっている。寝ている合間に様子をみながら白湯を飲んでみたり、薄くした甘酒を温めたものと、19時前にはあまりにお腹が空いたので小さなこしあんのおまんじゅうもよく噛んで食べてみたが、特に異変はない。次にホメオパスから電話があったのは、19時過ぎ。調子を報告した。甘酒を飲んだと言ったら笑っていた。このまま何のレメディも取らず、万が一再び急にとても痛くなることがあればColocynthis 10Mを取ること、もちろん困ったら電話すること、また翌朝に連絡するが、寝ているようなら起こしたくないので、10時前に起きていたら電話をかけてほしい、でなければ午後、ということになった。


と、夜9時頃、急に腹痛が軽くなった。おや?という感じだった。ボリュームが一気に下がったみたいな軽くなり方だった。便意は朝からずっとないので、本当にただ楽になった。よくわかんないけど、このまま楽になればそれに越したことはない。大腸憩室炎かなあ、と自己判断した。おさまってくれたらいいのだけど、いずれにしても病院に一度行った方がいいかもしれないな。なんてったって血便だからな…。


昼間寝ていたけど夜も遅くない時間に眠った。お風呂には入らなかった。怖いので部屋の明かりを少しだけつけて、テレビも音を消してつけたまま眠った。


たくさん熱が出た時でも、ホメオパスとの連絡は1日に1〜2度程度だったので、こんなにやりとりをしたのは初めてだった。彼はいつも私が自分の体の状態を言語化する力を評価してくれる。この力は、自分の体を客観的に観察し、無駄に感情を煽られ慌てたりしない、ということに役立つと今回思った。もちろん、強い不安は感じたりしているのだけど。


続きますよ〜。

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サツキアオ
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