07、でかい「イラストリアス」
でかい(直球)
絵師いわく「あえてそういうデザインにした」。
ただ、この子の本領はむしろ性能面である。性能「も」SSR。
初期から実装されているSSR空母であり、
勲章の交換でも入手でき、定期的に配布されるSSRでもあるが、
では無能なのかといえば、未だに超有能の1軍候補筆頭格である。
攻撃力こそ低めだが、戦闘機が6機も積めるので制空力で最強。
戦闘機だの爆撃機だの攻撃機だのなんぞやって人は多かろうので、
ちょいと説明をしておく。
戦闘機は敵の飛行機を撃ち落す役目を持っているので、
こいつが多いほど敵の飛行機にやられにくくなる。
「制空値」を大きく稼げる(係数として10倍)のが特徴なので、
12章や13章では有難味がわかるはず。
そして戦闘機の最大の特徴は、
敵の飛行機が飛んでくると、自動で発進して迎撃する。
この自動迎撃機能が戦闘機の最大の特徴であり、
敵の飛行機が味方の主力まで突っ込んでくるとダメージを受けるので、
戦闘機が多いことは主力の生存性に直結する。
戦闘機だけでは勝てないが、
難関海域になるほど戦闘機の重要性は増していく。
ちなみに爆撃機は爆弾を落とすやつ、
攻撃機は魚雷を撃つやつであり、
それぞれ上記の制空係数(?)は6と5である。
でも戦闘機だけ火力がなさすぎる・・・ということもなく、
爆弾を積んでいるヤツを使えば十分に火力は出せる。
最重要事項として、爆弾のサイズはあれこれある。
100、500、1000、1600、2000。
このうち100だけが威力も命中率も圧倒的に低いため、
爆弾のサイズは500以上だけを数に数えたほうが賢明だといえる。
そのためイラストリアスは、
500爆弾を2つ積んでいる戦闘機を装備させるのが基本であり、
さもなくば火力がだいぶ落ちてしまうことに注意すべし。
とはいえ13章くらいまでいくと事情は少し変わってくるのだが、
それはまた別の話だ。
そしてこの子の有能さは、
未だに代えのきかないスキルの存在により証明される。
前衛にバリアを貼る。
実にシンプルな性能だが、
割合軽減ではなく、一定時間内の一定ダメージを無効化する。
しかも自分の耐久値に依存するので、耐久値が低いキャラほど助かる。
前衛を守るスキルを持つ主力は何人かいるものの、
「制空を取れ、防空もでき、前衛を守れる」という、
完全に守備と補助に偏った性能のSSRは、未だにこの子だけである。
序盤でこそ火力不足が目立ち、あまり恩恵は感じられないかもしれないが、
敵が強くなるほど出番が増えるいぶし銀キャラである。
スキルが1つしかないので強化が楽、というのも嬉しい。
なおこの子はコンパチキャラとして、
μイラストリアスとリトル・イラストリアスが実装済みだが、
3人集めると戦闘機18機、制空値3000オーバーという、
半ネタ半ガチな編成ができるようになる。
さらに現在、
セイレーン作戦で実装された装備「ワイヴァーン」は、
攻撃機のくせに戦闘機と同じように自動迎撃するので、
最大で実質24機で迎撃できるようになっている。
先日実装されたアクィラ、およびセントーあたりも、
迎撃能力ではイラストリアスに迫り火力では勝るが、
最大でも戦闘機4なので、制空値では戦闘機6には及ばない。
決して弱いわけではなく、有能さと使いどころが明瞭。
SSRとしては標準的かつ模範的だといえる。
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