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【‘‘目的のない読書’’】

読書に目的は必要か、ふいに思うことがありました。
現実から一旦離れて、別の世界に浸りたいから小説を読むことさえも目的。
ある分野の知識や教養を磨きたいから、学術書や専門書を読むということも目的となり得る。
読書に対しての目的は様々であり、異なる人々に対しても、それぞれの目的に合った本を読むことも大切なことのように思えます。
ですが、そうした読書の目的を達成するために考えられた読書法などを駆使して読むことは、目的という縛りによって柔軟性のある読書を行えなくなってしまう恐れがあるのではないかと考えられます。
本好きな人たちの交流の中で、互いにおすすめの本について紹介しあって読書の幅を広げ、たくさんの人たちと関わり合うことで人の輪も広げていく。
そうした理由で、私なりの考えとしては本来読書というものに目的というものを持たせてはいけないものなのではないかというのが持論であったりします。
目的のないまま、読書することはつまらなく感じる人もいるかもしれない。
だが、目的というものを考える必要がなくなることで読書によって自分自身の可能性をより広げることが出来るものだと思います。
目的のない読書を続けながら、人生の旅路はより良い世界へと変えていかなければいけないものだと思いました。



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