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[エッセイ]【‘‘思索を重ねる’’】

考えることについて、私はふと考えさせられたことがありました。
それはある日、文筆家の松浦弥太郎さんが記されました著書を2冊読んだことがきっかけでもあります。
一冊目は『松浦弥太郎の仕事術』という本であり、二冊目は続編である『考え方のコツ』という本です。↓

私が特に本書から共通して、学び得たものは‘‘考えることの大切さ’’についてです。
『松浦弥太郎の仕事術』において、本書の第4章仕事のための思考と発想における、‘‘頭の中に白い画用紙を置く’’というものです。
松浦さんは、一日に最低でも一時間、考える時間、勉強する時間というものを大切にしています。具体的には、静かな部屋で机に向かい、頭の中に一枚の白い画用紙を置くというイメージのようです。
イメージを浮かべたら、思い浮かんだ言葉をあらゆる角度から考えるというものであり、思索を重ねることで見えてこなかった本質に気付くということは大変勉強になりました。
そして『考え方のコツ』については、更なる発展的な内容が記されており、考えることは前提に、時間や環境、手順を踏まなければ、アイデアを生み出すことは出来ないものだと記されています。
松浦さんは、そういったことを踏まえて、自分の生活と暮らしの大切さを重要視されています。
本書では、‘‘考える習慣’’について紹介されており、考えることの時間を確保することが考える習慣の第一歩であって、その為に考える習慣をより活用させるには思考を視覚化させる、つまりは書くことが重要であることを主張されています。
書くことは、私自身のnoteでも書くことの大切さにまつわる記事で言及してきましたが、考えることと書くこととは密接な関係があることが本書を通して改めて理解しました。
松浦さん自身は、一日の中に考える時間を午前と午後に分けて2回行っています。
そうした、考える習慣の効用により、思考力が磨かれアイデア発想に結び付くものなんだということは大変勉強になりました。
思索を重ねる上での考える習慣はぜひ、新しい習慣として取り入れていきたいと思いました。


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