見出し画像

自由律俳句 1

2023年3月を詠む



国道の桜を見たあとに鮮やかなツツジの赤

玉葱をスライスしながら涙ぐみ

痛みと腫れ治まりリハビリに移る日々

風強し杖を頼りに歩く春

吹く風強く駐輪場の自転車が将棋倒し

強風で倒れた自転車を起こす警備員に感謝

週替りに春と冬が通りすぎる

寒暖差に体の中がストライキ起こす

杖の柄をベビーカーの赤児が珍しそうにみる

左膝の痛みとともに終わる3月

初めての自由律俳句です。

3月は左膝の左変形性膝関節症を患いました。
痛みと腫れの日々を送り、それが収まってからでないとリハビリができないと言われ、もんもんとしたものでした。
3月下旬近くに痛みが和らいできたので4月からリハビリを開始することとなりました。
詳しくは下記のエッセイをご覧ください。
前編・後編に分けてあります。


いいなと思ったら応援しよう!

奈央
記事が少しでも心に残ったものがあれば幸いです。サポートもありがとうございます。創作の支えとして大切に使わせて頂きます。

この記事が参加している募集