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自由律俳句 16

2024年6月を詠む

アジサイ

6月の幕開け 暑くとも涼しい風もあり

午前と午後の天気 晴れから雨へと移ろい

川沿いの遊歩道 大輪のスカシユリに魅了され

天道虫の細かい動きに見入る午後

網戸からの涼風快適指数100%タバコの煙が混じり不快指数100%に

首と肩が痛くなり枕を新調す

暑い午後 散歩を拒否する犬を見たり

自分よりも大きなカラスから子を守る親スズメ

UVカットのショート丈カーディガンの涼し

祭礼に湧く町 老若男女の笑顔

時代が変われど子らはお面を被り

神輿担ぐ声を子守唄に爆睡する赤子

朝食のご飯を炊き忘れ非常食を代用す

髪を切り真夏の暑さに備える

父のいない「父の日」の三回忌

歯科医院の歯のメンテナンスがくせになり

小さな紫の星型を発見 イソトマの花と知る

湿度高し体内の水分も重し

夏至と梅雨入りが同時に来たり

小雨降る貸しグランドの野球少年らは元気

梅雨明け前の日差しが強すぎて目眩する

「超」海鮮丼で暑気払いする

気温は低くとも蒸し暑く

梅雨らしい雨に戻るも朝涼し

線状降水帯の重苦しい空気に酔う

日本酒試飲イベントで暑気払い

note創作大賞2024に応募し上半期終わる

∵  ∵

梅雨入り前は5月とそれほど変わらない感じでしたが、少しずつ雨が降り出すような天気になりました。
月初めに隣町のお祭りを見に出かけ、露店で買い物したり神輿を見物して楽しみました。自分は東京の神田の生まれで子どもの頃から神田祭を見て育ったので、お神輿を見るとわくわくしてきます。町内の子ども神輿から始まり、山車を引っ張たり、大人になって神輿を担いだこともありました。
高校生の頃は神田囃子を習って太鼓をたたくようになって、お神輿といっしょに練り歩いたことを思い出します。
今、住んでる地域はこうしたお祭りがないため、隣町の祭りを楽しませてもらってます。

雨がたくさん降っている日は散策を休んでしまったので、花壇や川沿いの草花を見る機会が少し減ってしまいましたが、晴れ間を狙って花探しをしております。
今の時期、鳥たちの子育てが多いのか、カラスやスズメの姿を多く見かけます。とくにスズメ。巣立ちの練習をしているのか、飛び方があまりうまくない子がいて、カラスに追いかけられているのを見ました。そのあとを激しく鳴いて追いかける2羽のスズメは、きっと親なのだと思います。自分よりも大きなカラスに突進していく様子を何回か見かけました。
うまく逃げ切れたらと祈ってました。

6月は暑気払いを2回やりました。
これからの暑さに備えて、英気を養わないと。

上半期の締めくくりは【note創作大賞2024のオールカテゴリ部門】にエッセイを投稿しました。チャレンジをすることは脳の活性化と思って。

梅雨明けが来たら夏ですね。今年も暑くなると言います。
熱中症に気をつけて、7月を乗り切りたいです。
皆様も、元気で過ごされますように。

2024年5月の自由律俳句はこちら⇩

自由律俳句のもととなる3行日記はこちら⇩

#創作大賞2024
#オールカテゴリ部門


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奈央
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