自由律俳句 12
2024年2月を詠む
如月の暖かな昼下がり
寒さ戻るマフラーと手袋をつける朝
恵方巻に群がる人らの険しき目
薄日差す雲も多し立春の朝
雪が降る夜に雷鳴も轟き
大雪で首都高は長く通行止めに
青空が戻り寒さ和らぐ
潜っては浮かぶを繰り返すカイツブリ三羽
屋内の暖房が効きすぎ外すマフラー
ヒヨドリとスズメが仲良くひなたぼこ
桜海老天そばの香に春を感じる
ぬる燗とおでんが染みる夜
春一番を思わせる風に押される背
新品の給湯設備のお湯は柔らか
南風強し全身の筋肉に力込め
道端のスズメ近づくも逃げ出さぬ
新品ガスコンロで冷凍食品五目チャーハンを温め
メジロ来て梅の花が華やぎて
雨続き寒暖差に身が縮み
雨の中の梅の香を探しおり
青空に母の笑顔の米寿を祝う
∵ ∵
2月は寒暖差も大きくて、日替わりで天気と気温も変わっていました。
体調を崩す人も多かったのではないでしょうか。
今月の大きな変化と言えば、我が家の給湯器設備を買い換え・工事です。俳句にも詠みましたが、築30年以上の我が家の給湯器が、過去に一度だけ修理しただけで使い続けてきました。
今年に入ってからお風呂のお湯の温度が安定せず、いよいよダメだなと思い買い換えることになりました。
東京ガスに依頼し、大がかりな工事となりましたが、冬場は寒い浴室と脱衣場が暖かい空間になったのは驚きです。
同時にガスコンロも買い換えることにしました。今まで使っていたガスコンロのグリル部分と通常のコンロが故障し、強火の口しか使えなくなっていたためです。
そして、今月最大のイベントは、母の米寿祝いでした。
母は大所帯の家族に嫁ぎ、義両親の介護もし、夫の介護をしてきました。
父が2年前に亡くなり、家のことも同居してる弟夫婦にまかせた今は、肩の荷が下りたようになったとか。
88歳を迎える母は、今一番自由で、幸せだと言っておりました。
まだまだ元気で長生きしてほしいです。
2024年1月の自由律俳句11はこちら ⇩
自由律俳句のもととなる3行日記集 ⇩