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百箇日〜死産のあの日から100日

こどもの日の5月5日、百箇日を迎えました。
生花と和菓子をお供えして、
夫婦ふたりでお線香をあげました。

産休の間の2ヶ月ほどは
毎日お線香をあげて手を合わせていましたが
仕事が始まりここ1ヶ月は週に1度
お線香をあげるようになりました

考える時間は減っていっているな、と思います
あの日から
1日目、3日目、1週間、3週間、1ヶ月、3ヶ月
時間が経つにつれて、
悲しみに押し潰されて何もできない日も
減っていっています

日常が戻ってきたことで
本当に妊娠してたのかな
本当に産んだんだよね
夢だったんじゃないかな
そんなことを思う時もあります

その度に小さな骨壺を見て
大丈夫、あの日々は現実だった
大丈夫、ちゃんとお腹で育てた
大丈夫、わたしはこの子を産んだ
そうやって私の大切な人との思い出を
思い出しています

この文章を書きながらも
涙が流れます
まだまだ大丈夫じゃないんだなぁ


妊娠が継続していたら
5月5日から妊娠10ヶ月に入っていました
臨月に入りお腹が大きくなり
もうすぐ生まれるって
楽しみと不安の中にいたのかなぁ
なんて、考えたりもします

外で子供の声を聞くたびに想像します
無事に生まれていたら
あのくらいの大きさまで育っていたら
あったはずの未来を想像して
悲しく虚しく、からっぽな気持ちになります
まだまだ大丈夫じゃないんだなぁ


百箇日は、
卒哭忌(そっこくき)ともいうそうです。
「哭」は、声をあげて泣きさけぶ、
「卒」は、終わる、という意味。
故人を思い、
泣き悲しんでいた親族や近親者たちも
泣くことをやめる頃、
それが百箇日を迎える頃、
ということだそうです。

毎日のように悲しむことはなくなりました。
百箇日を迎えて、それでもまだ、ですね。
まだまだ、ゆっくり
自分たちのペースで過ごしたいです。


最近はあまり深く考えないように
していたのかもしれません。
仕事や日常生活に支障が出てしまうから。
百箇日を迎えたこのタイミングで
考えることができて
涙を流すことができて
よかったです。

そういう時間をつくるために
月命日、四十九日、百箇日、一周忌って
あるのかな、なんて
思うようになりました。

1月27日が出産日
6月2日が出産予定日
次の27日と出産予定日は、
仕事を休んでゆっくりと過ごすつもりです。
こんな感じで、ゆっくりと過ごそうと思います。

読んでいただきありがとうございます!支えられてます!