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子どもが「言うことをきいてくれない」時にすべきこと

みなさん、こんにちは。
10分間おうち療育®️クリエイターの鈴木あづみです。

[プロフィール]
・教える仕事歴25年以上の元小学校教員
・発達障害のオーダーメイドおうち療育「10分間おうち療育®︎」を提供
・お子さん向けのオーダーメイド個別療育・学習指導の提供
・小論文は、高校受験、大学受験、公務員採用試験などで100%の合格率
・東京新聞、日本経済新聞、日経産業新聞に掲載

今回も、ママさんたちからいただいたことがあるご相談をご紹介しながら、お悩みを解決方向へ導いていきますね。

今日のご相談ですが、一見、幼いお子さんに限ったことかと思われるかもしれません。

しかし、それは一気に覆させると思います。

それは、どうしてなのか、と言うと、あなたも過去に、またはこれからの未来に、あるいは今まさに起こっていることだからです。

つまり、形は違えども、誰にでも起こっていることなのです。

それは、私たちが相手とのコミュニケーションなしには生きていくことができないからです。

それでは早速、今日のご相談です。

3歳の息子のことです。
この前、電車に乗って外出しました。
息子は、電車の窓から外の景色が見たくて、靴を履いたまま座席に膝立ちしていました。(子どもがよくやっているあの見方です)
私は「座席が汚れるから、靴を脱いで」と声をかけたのですが、息子は靴を履いたままがよい、と言って、言うことをききませんでした。

もう10回以上、靴を脱ぐように言いきかせようとしたのですが、全くダメでした。

それを息子の隣で見ていた夫が、同じように声をかけたましたが、やはりいうことをききませんでした。
夫も何度も言いきかせてはいたのですが、最終的に「怒る」という手段を取りました。そして、「何で言うことをきかないんだ!!!」と怒鳴っていました。その上、靴を履いたまま後ろ向きになろうとする息子をギュッと力で押さえつけていました。

それはダメだと思い、私は夫に対して注意しました。
その後、私が息子を説得しようと「ママのお話、きいてくれる?」「電車の窓を見たい時、どうすればいいんだっけ?」と声掛けしても、息子は全く応じてくれませんでした。

2023.05.09発行_10分間おうち療育メールマガジンより

今のご時世、こういうお子さんの大切な成長のチャンスを逃してしまう環境が多すぎますよね。

電車の中、ということで、大勢の人の目があるからこそ、

  • 虐待だって思われないようにしなくちゃ

  • お客さんに迷惑にならないようにしなくちゃ

と、どうしても社会的なルールやあるかどうかっも分からない恐怖に怯えながらの子育てをする瞬間もたくさんあると思います。

今回のママさんは、とても丁寧にお子さんに関わっていますし、また、お子さんの気持ちを大事にできるママさんですよね。

そんな、お子さんを大切になさっているママさんだからこそ、もっと楽しく、お子さんもママさんもニコニコになる子育てをしていただきたいってそう思っています😄

そうすると、パパさんもまた笑顔になりますので、一石二鳥ですね🎵

だからこそ、今日もまた「お悩み解決百科事典」に登録していきましょう!


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1.子どもが言うことをきかない4つの原因

私たち大人は「言うことをきかない」という言葉を自然に使っています。
実は、この時点で私たちは、子どもの方に原因があると決めつけているのです。

それは、言葉に表れていますよね。
「言うことをきかない」と、主語が子どもになってしまっていますから。

子どもが大人の言うことをきかない場合、そのほとんどの原因が大人にあります。

その原因をここでは今回のご相談に基づいて、4つピックアップします。

今回の記事もABC分析を活用してお話を進めていく部分もありますので、お楽しみに(^_^)

応用行動分析に欠かせないABC分析


(1)もうすでに子どもが満足している

ママさんは「息子は、電車の窓から外の景色が見たい」と思っています。

でも、もし、お子さんがそれに満足していたらどうでしょう。

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