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【合格小論文01】小論文は書くものではない!

小論文は「書くもの」と思い込んでいる受験生がほとんどだと思います。

確かに小論文は「書くもの」なのですが、そう思っているからこそ、小論文が書けないとしたらどうでしょう。

書く前にあなたの中にある「小論文=書くもの」という等式を崩す必要がありますよね。


実は、この思い込みがあるからこそ、受験生は小論文を書くことに苦手意識があるのではないかと思います。

今回の記事は、「小論文=書くもの」という考え方を崩しつつ、わずか1ヶ月で小論文が書けるようになるよう、あなたを導いていきますね。


今日も合格率90%以上の小論文の極意を身につけましょう。


その前に、以下の記事もお読みください。
合格につながる小論文の書き方を簡潔にまとめました。



1.受験小論文とは何か

先ほどから申し上げている通り、受験小論文は一般的に「書くもの」という認識ですよね。

ただ、それはあなたの視点からの意見です。

受験小論文をどうして書くのかということに視点を移してみてください。
そうすると、ちゃんと本質が見えてきます。

確かに受験小論文は「試験に出されている」から書くのですが、この「試験に出されている」を「試験に出している」という言葉に変えて考えてみてほしいのです。

そうするだけで、受験する学校側の意図を探ることができますよね。


受験に小論文を採用している学校は、学科試験では図ることができない、あなたの思考や意志・意思を試したいからこそ、小論文を試験に課しているのです。

つまり、あなたが書く文章を読んで、あなたがその学校に相応しい人物であるのかどうかを量っているのです。


2.受験小論文のマインドセット

1章でお話ししたように、受験小論文は、学校側が「うちの学生(あるいは生徒)に相応しいのか」ということを推し量る材料の一つです。

そのため「書くもの」のではなく、受験小論文は「伝えるもの」なのです。
「伝えるもの」であるのですから、大学側に読んでいただかなければなりません。

「読んでいただく」には、ただ「採点のため」というモチベーションで読まれてしまっては、他の受験生と差がつきづらいもの。

採点者は、複数人の小論文を読むことになるのですから、いっぺん通りの小論文では、埋もれてしまう可能性もありますよね。

その上、複数人の小論文を読んでいる採点者から見れば、同じような小論文を立て続けに採点&読んでいくとなれば、どうしても飽きてしまいますよね。

そうなった時に役立つのが「マイテンプレート」なのです。
マイテンプレートは、その他にもマルチに活躍してくれますので、ぜひともマイテンプレートを作成して試験に臨みましょう。


また、先ほど申し上げた通り、受験小論文は「大学(学校)に伝えるもの」です。

何を伝えるのかは明白で、それはあなたの「この大学に入学してどうなりたいのか」ということです。

それを頭の中に留めておくだけにしてしまうと、忘れたり意志が薄くなったりしてしまいます。それは脳のもともとの機能なので致し方ないことです。

それを防ぐためには、あなたが大学に伝えたい思いをしっかりと言語化し、文字にして残す作業が不可欠です。



3.面接対策も一緒にできる受験小論文

小論文の試験とセットになりやすいのが面接です。
2章でもお話しした通り、小論文にはあなたの意志・意思を書き表すのですから、当然面接対策にもつながります。

さらに、その先にある未来への思いもまた小論文練習の際に明確にして文字化することで、面接対策につながります。

とある生徒様が、私の小論文レッスンを受けた際「なんだかコーチングを受けているようだ」とおっしゃってくださいました。

冒頭でお伝えした記事で以下の画像をご紹介しています。

①の「言葉出し」のレッスンの際に「コーチング」というお話が出たのですが、まさにそういう感じなのです。


あなたが合格に近づくために必要な「マイテンプレート」には、どうしてもあなた自身の言葉が必要です。

あなた自身の中に眠っている言葉を引き出して文字化すること。
これが受験小論文で必須であり、かつ、面接対策にもつながるのです。



今日はここまでにいたします。
最後までお読みくださいまして、どうもありがとうございました。

次回もお楽しみに♪

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