【発達障害の子育て】障害があってもなくても親が「教える」ことは大切だ、という話。
みなさん、こんにちは。
発達障害の子育てをオーダーメイドする10分間おうち療育®️クリエイターの鈴木あづみです。
私たちは「子育て」「育児」をしている意識はあると思いますが、「教えている」ということをあまり意識したことがないかもしれません。
私は25年以上、ずっと「教える」仕事をし続けているので「あづみ先生」と呼ばれる機会の方が圧倒的に多いため、「子育て」という方がしっくりきていない気もしています。
大変お恥ずかしい限り、というか我が子たちに申し訳ないというか、そんは母親です😅
ただ、あなたも日々の子育ての中で、必ず「教えている」という行為をしている、ということを認識してみてください。
子どもの吸収力は相当なものです。
ただ、何を吸収するのかは親でも分からないもの。
だから私たちは「こんなこと、よく知っているのね!」と感心してしまうこともありますし、また「こんなこと、覚えて・・・」と落胆してしまうこともあります。
特に発達に心配があるお子さんたちは、興味の集中度の均衡が平坦ではなかったり、適切/不適切のようなことも全て平等に捉えてしまうため、時に「問題行動」と呼ばれるような行動を学習してしまいます。
だからこそ、私たちは自分自身が日々の子育ての中で「教えている」という意識をもつことが重要なのです。
一見、子どもが自然に覚えたことであっても、何かしらのきっかけと学習の積み重ねを私たち大人が与えていることは間違いないのです。
もし万が一、問題行動に出会ったら、私たちがまずできることは「観察」です。
その観察から問題行動へのアプローチ法を紐解いていきましょう。
「紐解き」の仕方を「教える」「教えている」という視点で今日はお話ししていきます。
さて、ここから先は有料の記事になります。
私がお伝えしている「事例」のほとんどは、ある特定の人物やできごとの事例ではなく、これまでに私が出合ってきた事例を統合したものです。
ですから、フィクションでもありノンフィクションでもあります。
あらかじめ、ご了承ください。
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1.こだわりを「教えている」
発達障害、特に自閉症スペクトラム(ASD)のお子さんの「こだわり」に付き合うのは骨が折れますよね。
しかし、この「こだわり」を作ってしまったのがあなただとしたら、どうでしょう。
否定したい気持ちもあるでしょうが、これからお話しすることを読めば思い当たる節もあると思います。
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