マガジンのカバー画像

応用行動分析で教える

33
応用行動分析(ABA)を活用して、実際にどのように教えていくのかについて書いた記事をマガジンとしてまとめていきます。 応用行動分析を活用した具体例を示していきますので「知識で応用…
マガジンをご購入いただくことで、これから増え続ける記事を使い料金なしでご購読いただけます。 実際に…
¥30,000
運営しているクリエイター

#育児

子どもの問題行動には即対応しよう!

発達障害のお子さんは、 情報の取り違えが起こってしまうので 時には「問題行動」と呼ばれる 困った行動を取ってしまうことがあります。 私たち大人側とすれば、 最初こそ「困った」レベルで 済んでいますが、 そのうち「とても困った」になり、 適切な対処をしていないと、 誰もどうにもできない状況に 陥ってしまいます。 そうなった時、 「強度行動障害」という 2次的障害が発生してしまい、 本人だけの問題だと 勘違いしてしまう大人もいるのです。 問題行動に関して 子どもの認識を想像

¥500

応用行動分析を子育てに活用するには?

私は「10分間おうち療育」という、 応用行動分析も取り入れた 発達障害の子育てについて みなさんにお伝えをしています。 このように文章にすることもあれば、 セミナーや個人レッスンなど、 さまざまなカタチでお伝えしています。 多くのママさんたちが ご自身にぴったり合った 学びを選択なさっているので 発達障害の子育てに 笑顔や潤い、 それからお子さんの成長を 感じられる時間が どんどん増えていっているそうです。 大切なのは、 それぞれのサービスの料金ではなく、 その人にぴっ

¥2,500

ダメなことを教えるには?

ダメなことを教えるには どのように教えれば良いですか? 時々ですが、 こういう質問をなさるママさんに 出会うことがあります。 私からすれば、 発達に心配のあるお子さんに ダメなことを教えるというのは 最上級に難しいことです。 どうしてかというと、 私が「○○してはダメだよ」と お子さんに注意喚起することは、 「○○しなさい」と、 行動を促していることに なってしまうからです。 つまり、誤学習を 私自身が教えてしまうのです。 もちろん、 「ダメ」という言葉を教えるのは

¥500

発達障害のお子さんの4つの問題行動

ここ数ヶ月、 ゆっくりと資料作成をしています。 来月、特別支援教育に携わる教員向けに セミナーを開催するからです。 私としては とても気軽な気持ちでいたのですが、 ご丁寧に講演依頼の文書まで お預かりしてしまいました💧 何をお話ししたら良いか 迷いながらの作成だ、というのが 正直なところです。 ただ、以前、先生方より ご質問をいただいたので それに基づいた形で 資料を作成すれば良いのですが、 これがなかなか難しいですね。 その理由は、質問の内容、というより 質問の仕

¥500

ABAで言葉を増やしてみた。①

以前「ABAで消去してみた」という 記事を書きましたが、 たくさんの方に お読みいただけたようです😊

¥500

ダウン症の子どもにも応用行動分析

「応用行動分析=自閉症の療育」 こんな図式が世の中には できあがっているかな?と 個人的には思います。 メディアで放送する時に 「ダウン症」よりも「自閉症」と いう言葉の方が 注目度が高いから、という理由も あるかもしれませんが、 応用行動分析自体が 自閉症の療育の研究に 活用されているからこそ 「応用行動分析=自閉症」という 認識で広まっているのでしょう。 ママさんにとっては 我が子が自閉症でもダウン症でも、 何か我が子にできることがないか 模索している状況です。

¥500

おうち療育とぺこぱ

あなたは「ぺこぱ」って ご存知ですか? 最近、バラエティ番組でよく見かける 「お笑い第7世代」と呼ばれる 芸人さんたちの中の1組です。 最初、テレビで拝見した時に 「何だかとってもポジティヴな 人たちだなぁ」って そう思ったのですが、 やっぱりそうでした! ぺこぱの松陰寺さんは、 毎回ポジティブワードでの ツッコミなのだそう。 それを知った時に、 私はおうち療育とぺこぱのことを 書こうと決めたんです(笑) ・・・そういうわけで。 ここから書いていきますね♪

¥500

言葉を増やしたいならABA療育がオススメ♪

「言葉が出ない」 「言葉が遅い」 「言葉が増えない」 2〜3歳くらいの お子さんのママさんの中には 言葉の遅れで悩みを 抱えることがあります。 今となっては難しい言葉も しっかりと使っている 小5息子も意味のある言葉を 話すまでに時間がかかりました。 彼が意味のある言葉を話したのは 1歳9ヶ月。 長女も次女も1歳過ぎくらいから 意味のある言葉を話していましたから そう考えるとママさんたちの悩みは 深刻だと思います。 言葉って どうしても自然に比較しちゃいますよね

¥500

子育てに応用行動分析を活用してみた。

私は、結婚する前から 応用行動分析や TEACCHプログラムに 出会っていました。 だからこそ、 自分が子どもを産み、 育てるようになったら 応用行動分析で育児をしてみたいなと 素直に思っていました。 毎日、クラスの子どもたちと接する中で 応用行動分析を 教育や療育に取り入れる良さを 十分に実感していたからです。 今まではただの「手段」だった 応用行動分析。 でも、今は違います。 急に「違う」と思ったというよりも 応用行動分析を活用すればするほど、 TEACCHの理

¥500

ABAで「ほめる」ということ

応用行動分析でいう 「ほめる」とは、 その行動を強化、 つまり増やす役割を担います。 そのため、 年齢的に、または発達段階的に ほめられることの価値が 身についていないお子さんには、 まずは「ほめられる心地よさ」を 教えてあげます。 ここからがおうち療育の スタートだと言えます。 私がまだ経験が浅かった頃、 私の師匠であるT先生も 「まずはほめられることを教える」と おっしゃっていました。 当時は あまりピンときていませんでしたが 応用行動分析を活用した指導を 重ねれ

¥500

ネガティヴフィードバック

ネガティヴフィードバック。 私は、たくさん浴びてきました。 「これはダメだ」 「違う」 「そうじゃない」 「間違ってる」 私自身、 こういう言葉には 今でもとても敏感です。 心も体も萎縮してしまい、 行動も思考も止まってしまいます。 ただ、間違いを訂正されるのは 私たちが生きていく上で 大切なことだとは 十分分かっているのですが、 ネガティヴフィードバックは、 とってもとっても辛いです😢 自分を完全に否定されたような そんな心地になってしまいます。 応用行動分析

¥500

ABAで言葉を増やしてみた②

※こちらで使用している写真は 写真ACさんよりダウンロードしたものです。 私の子どもの写真ではありませんwww 私の当初の予定では 前回の記事で私がどのように 言葉を増やしていくのかを 具体的にお伝えしようと 思っていました。 でも、その前に 大事なことがあったので そちらをお伝えしてしまいました💧 今回こそ、 私が1歳7ヶ月の次女の言葉を どう増やしていったのかを 具体的に書いていきますねw

¥500

ABAで消去してみた。

「行動の消去」 この言葉、 あなたはご存知でしょうか? 応用行動分析の療育には 欠かせない考え方です。 「行動の消去」とは、 問題行動であっても 適切な行動であっても その行動をお子さんから なくすことを意味します。 ここでちょっとだけ 思考を立ち止まらせてください。 私たちが行動を消去すると、 その行動の良し悪しに関わらず、 行動を消滅させてしまうのです。 ですから、 意図的に行動を消去する時には かなり繊細な部分にまで 私は注意を払っています。 その反対に、

¥500

ABAでの育児

ABA、つまり 心理学の一つである 応用行動分析は、 ASDのお子さんの療育に 大きな効果があると言われていますし、 科学的なエビデンスもあります。 ただ、応用行動分析自体が 「効果的な療育法」という分野ではなく、 あくまでも「心理学」なので ASDはもちろんのこと、 発達障害のお子さんであっても そうでなくても 効果的であることは 明らかなのです。 ABAを詳しく知らないまま、 ここに線引きをしてしまうと とってももったいないなと 私としては思います。 なぜなら、 私

¥500