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子育ても経験値って大事だよね

我が家には4人の子どもがいます。

6歳長男、3歳長女、1歳次男、そして4月23日に生まれたばかりの三男。

末っ子の新生児をみながら思うことを、今回は書いてみました。



私の職業は助産師。
1人目を産んだあと、私は助産師だから赤ちゃんのお世話はできる!という変なプライドがあり、必死に子育てをしていました。

長男はなかなか寝ない子で、よく泣いていた記憶が…。
やっと寝たと思ってそっと置いたら、背中スイッチ発動!
やっとの思いで寝かしつけ、置いたら泣いてまた抱っこして寝かしつけて…の繰り返しで、私の左手は腱鞘炎。置いて起きるのが嫌で、手首にサポーターをつけてずっと抱っこしていました。
夜中もよく泣くし、私も寝不足で子どもを抱っこしながら夜な夜な子とともに泣いたことも一度や二度ではありません。

当時の写真を見返すと、私の顔は浮腫んでいて疲れが滲み出た顔をしています。笑

その後、長男が2歳半頃の時に2人目が生まれ、その2年後に3人目が生まれました。

2人育児も3人育児も、まぁそれぞれに大変で。

だけど、だんだん上の子が成長していってお世話をしてくれるようになってくるので、助かることも多くなってきました。
(とは言っても、毎日のようにイライラして鬼ババになっているけど笑)

そして最近4人目が誕生。
新生児の可愛さといったら、もう言葉では表現できないほど。存在自体が癒しの塊。
上の子たちももちろん全員可愛いのは間違いないんだけどね!

夜中に何度も起きて授乳したりオムツを替えたりする生活がまた始まり、それなりに寝不足でまぁまぁきついんだけど、1人目の時とはきつさが違う。

それは何故かと考えてみると、【経験値】の違いなんだろうなと感じている。

妊娠前は好きな時に寝て、休日は好きな時間に起きる生活。
昼寝だってしたいときにできる。
夜中に他人に何度も起こされることもない。

そんな生活しかしたことなかったのに、出産した瞬間から自分の意思とは関係なく何度も起こされ、24時間自分のペースで動くことができなくなる生活がスタートする。

そりやぁ、きついわ。


でもそんな生活を何度も経験していくうちに、身体も慣れるし、これくらい泣いてても大丈夫っていうのがわかってくるし、先の見通しも立てられるようになってくる。

泣いてる赤ちゃんを見て「早くどうにか泣き止ませないと!」となっていた1人目育児から、「泣いてる姿も可愛いな〜」と見れるようになった4人目育児。

この変化があるのは、自分が実際に経験してそこから学んでいったから。
今のこの自分があるのは上の子たちのおかげ。

何事も経験が大事。無駄な経験はない。
とよく言うけれど、子育ても例に漏れずその通りだなと実感している日々です。

4人の子どもたち、ありがとう。

私は今日も子どもたちに育てられています。

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