【日々のエッセイ217】遠くに霞む街
陣馬山の山頂から見た景色。
曇っていて景観を楽しむような空模様ではなかったけれど、不思議と遠くの街は光が差しているのか薄暗い分厚い雲の下にビルの立ち並ぶ影が見えた。
なんだかそれが荒廃した世界の光景にも見えた。終末ものが好きだからそう思ってしまっただけかも知れないけれど。
写真を撮って、改めて見てもとことなく物悲しげな雰囲気のある一枚。拡大して見ると、真ん中にビルの影が写っている。こういう不思議な景色もあるから、曇りでも雨でもカメラを持ち歩くのは面白い。
また新しい山に登ります。