進まねばならぬ
そうだ、進まねばならぬ、まっしぐらに
河があろうが、山があろうが、地震だろうが、火事だろうが
そうだ、おれは進まねばならぬ
泣き泣きでも、歯を喰いいしばってでも
元気に愉快に感謝にみちて
毎日々々、時々刻々、おれの魂がなくなってしまうまでは
ドンドン進むよりほかにてはない
雨が降っても風が吹いても
たとえこの世がこわれてしまっても
おれがある限りおれは進もう。
○
固める力と解く力
二つの力があるわいな
固まって解かれて
また固まって解かれて
新が旧になり
旧が新になりまする
無限に集まり無限に散じ
無限に新旧入りまじる
この世の中はおもしろや
出口日出麿著、『信仰覚書』 第二巻 進まねばならぬ
これまでのお示し
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