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「出版したい」と思ったら、まず最初にやってもらいたいこと

こんにちは。編集者で出版コンサルタントの我妻(あづま)です。
4月もなかばに入り、東京は汗ばむような日が続いています。
桜は散ってしまいましたが、ほかの花も緑もきれいな時期ですね。
先日は牡丹で華やかなボタンを鑑賞してきました。

ちなみに牡丹は東京・江東区にある地名です

出版をしたいなら
企画書よりも大切なことがある

今日は「いつか出版したい」と思っている人たちに最初にやってほしいことについて。
出版に向けて最初にやるべきことは企画書を作ることではないの? と思った人も多いかもしれません。
もちろん、企画書は商業出版にとって必要なことですが、それ以前にもっと大切なことがあります。
それは「いつか出版したい」を「出版する」に変えることです。

フォロワーがもっと増えてから……
企画書の書き方を教わってから……
テーマが決まったら……
仕事が落ち着いたら……
そう思っていたら「いつか」は永遠にやってこないかもしれません。

フォロワーが少なくても
企画書の書き方がわからなくても
テーマが決まらなくても
仕事が忙しくても
「出版する! 」と決めてください。

もちろん、決めたからといってすぐに出版できるかどうかはわかりません。
でも、決めたらやるべきことが少しずつでも見えてくるものです。

オファーを待つより
決めて動いたほうが全然早い

私の著者の中にはコンサルを受ける前から、出版記念パーティの日時と場所を押さえてきた人がいます。
最初のあいさつで「3カ月後にやります」と聞いたときにはさすがに困りましたが(笑)。
結局、当初の予定日は「予祝パーティ」となりましたが、その後出版が決まり1年後には正式な記念パーティが行われました。
極端な例かもしれませんが、それくらい決めることは大切なんですよね。

いつか出版したいと思っていたら、ある日出版社からオファーがかかり、とんとん拍子に話が決まる……という思いがけない幸運もなくはないでしょう。
でも、決めて自分から動いたから出版が決まった人のほうが圧倒的に多いです。
「できるか、できないか」よりも「やるか、やらないか」を採用しているということもあるかも。

そんなことを言われても……という人もいるかもしれませんね。
この記事を読んでくれているのも、「出版する」ことに興味があるからだと思います。
「どうしたら出版できるのか」と少しでも考えたことがあるのではないでしょうか。

もし、この記事を読んで心がザワザワしたら、サインかもしれません。
「出版したいという」願望を「出版する」という目標に変えてみませんか。

この記事があなたの出版活動の参考になればうれしいです。

今日のBGM

「ワイルド・サイドを行け」GLIM SPANKY


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