専門家はどの立ち位置で発信すればいい?
今日も東京は天気が今一つで、肌寒い一日でした。そんな天気にもかかわらず窓全開で部屋の掃除に着手。断捨離とまではいかないけれど、不用品をいくつか捨てて整理。ちょっとした気分転換になりました。
専門家は「先生」として発信しなくてはならない?
これは先週のつぶやきですが、今、ジョインしているビジネスコミュニティで、「パーソナルメディア育成」のグルコン講師をしています。
こちらでは主に記事の書き方や、発信の基本についてお話ししています。
受講生の皆さんの話を聞いていると、発信する内容もさることながら、発信するにあたって、どんな立ち位置で書くか迷っている人が以外と多いのです。
特に私がサポートしているのは著者を始めとする専門家の方々。
なので、どうしても「先生」としての立ち位置で発信しなければいけないと
思いがち。
でもキャリアや立場は人それぞれですよね。
出版であれば、「専門家」「プロフェッショナル」としての視点はマストですが、SNSであれば、その人の現状に合わせた立ち位置での発信でかまわないと思ってます。
基本的には、どんな立ち位置であっても読者のためになる投稿はできるからです。
読者はすでに活躍している人の情報だけを求めているとは限らないんですよね。
立場の違いが独自性のある発信につながることも
例えば、ある受講生さんは法人化して3期目ということでした。
このキャリアであれば、個人事業主としてスタートしたばかりの人にとっては、少し先にいく起業の先輩です。ほかの業種の人でも何年か先の自分の姿として発信を捉えてくれる人もたくさんいそうです。
また、専門家としての活動を始めたばかりで、これからご自身の講座生の募集を始める人も。
この立場であれば、自分の活動の成長記録にもなるので、これから起業やフリーランスになりたい人の身近な参考例にもなりますね。
立場が違えば同じことを発信していても、視点や切り口が違ってくるし、それがその人の独自のカラーになってくるのかなと思います。
ブログやSNSも育って広まっていく
発信にもセルフブランディングは必要でしょう。
だからといって、無理したり飾り立てたりするよりも身の丈に合わせた魅せ方をしたほうがいい。
ブログやSNSも発信を重ねていくことで、成長していくもの。
そう考えると、始めた当初からまったく同じ立ち位置の発信というのはあまりないのかもしれません。
逆に伸びしろがあって当たり前、そのほうがおもしろい。
そして、どんな立場でも伸びしろを作るのは自分自身。
キャリアや知識量にとらわれず、自分が伝えられることを、書いていったほうが楽しく続けられると思います。
参考になればうれしいです!
今日のBGM
「Don't Go to Heaven」オカモトショウ