25:おばあちゃんにしてあげたかった四つのコト
最後に見たおばあちゃんの姿を、未だ忘れられずに居る。
記憶の更新が止まっているのだから、当然かもしれない。
永遠に上書きされない『おばあちゃんとの思い出』は古い物から崩れて消えてしまうけれど、新しい物はそこそこ鮮明に残っているのだ。だから別れ際のおばあちゃんも、そこそこ強く残っている。
震える手でしがみつく姿が記憶から無くなるのは、きっとずっと先だろう。
途中で親戚連中に対する愚痴のようなものを挟んでしまった(特に最後の五記事は我ながら酷かった)けれど、注意して