・邦画のほうが
偏見は罪、先入観は悪。
中学生の頃は、サザン尾崎ヤマタツ以外は認めず、洋楽のロックにレゲエにHIPHOPしかきいていなかった。
「邦楽は洋楽のパクリで本場のほうがかっこいいじゃん」
大して聞いてもいないくせに、そんな生意気な学生だった。
それは、映画に対しても同じで
「どうせ、高校生の青春映画で、今推したい女優が先生や先輩と恋して~のテンプレだろっ」
「アクションは規模がハリウッドに勝てないし、CGはしょぼいし、侍出しがちだし」
なんて様で、自ら価値観の拡張を阻害していたのだ。
大人になるとは?
「許せること」
「許容が広げられること」
でもあると思う。
今この年齢になって、恥ずかしながら日本の音楽も映画も格好いいって心から思えるようになることが多くなった。
そんなときに観た最近の任侠?ヤクザ映画。
これが、また面白かった。
鈴木亮平さんの狂気じみた演技は本当に怖さを感じたし、色気もあってかっこよかった。
自分自身で勝手に決めていた限界を広げることで新たな気づきを得ることが出来る。
邦画のほうが
ではなく邦画も格好いいじゃん!って思えたことが、自分の成長と価値観の器の広がりを感じた。それが嬉しかった。
カルチャーから学ぶことは本当に多い。