・物をもつことについて考える3~大多数が持っていることから僕も持つ?~


皆が持っているから、僕も持つは、自分の中には無い価値観だ。
だからといって理解出来ないわけではないが。

しかしどうやら、これも推測なので、どうやらレベルの話なのだが、
それが理由で持つ人もいるらしい。
 
いやこの気持ちは少しわかる。
何故わかるかというと、そのカギ括弧付きの皆が持っている前提で、話しかけてくる人は
容赦なく、それがあたりまえでくるからだ。
少数派を持ち前の皆とずれないようにする協調性
【僕はこれを協調と言わず同調の方がしっくりきている】

で見つけて、いや見つけ出して、まるで動物園にいる珍しい動物のように興味本位で近づいてこられる経験も多いからだ。
 
でも、彼らは知らない。または忘れている。
 
例えば、車でいうと、地方に行けば行くほど車社会である。
そこで車を持たない主義である人を珍しがるのだが、その持つことが当たり前のように見えているだけで、都市部に来ればZARAにいる。
彼らは都市部にまで足を伸ばして、スタバでお茶している青年にこう話しかけるのだろうか

「えっ?君車持ってないの?」
 
話しかけないだろう?そう話しかけるのか?お?
 
ゲームボーイでも
「ママぁ勇気君もみんなもゲームボーイ持っているから僕にもかっておくれよ」
 
お母さん「よそはよそうちはうち」
って経験が無いのだろうな。
 
なんで皆が持っているから欲しいのだろう?
ってか皆とは?
 
持てないのではなく持たない人もいるし、人によって思想信念主義主張がちがうのだから
実は当たり前ってのは、あまり少ないのかもしれないなと感じた。
 
でも、これは僕自身も知らず知らずにやっているかもしれないからぞっとした。
 
だって、常々時間守ろうって言っている自分が歯医者の予約をすっぽかしたからだ。

友人竜巻との約束にもうんこで遅刻した。
こういう所だ。
 

それに今でも思い出す。
あれは、蒸し暑い蝉の鳴く季節のことを~

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