グレートトラバースを改めて観て
グレートトラバースを観て改めて考え我が振り直そうと思ったこと。
とてつもない超人、変態がいる。
【もちろんリスペクトを込めての】
故に僕はこの番組好きだ。
NHKBSで放送中のグレートトラバース
車に乗らず、海はカヌーを使用し、後はすべて徒歩で日本全国300の頂きを登る前代未聞の企画だ。
超人、変態、的とも取れる彼の挑戦は朝の15分の番組だけでは収まりきらないほど魅力にあふれている。
もちろん特番もやるがそれでも相当な時間はcutされているはず
というか、ついて行くカメラマンもやばい・・・
そんな中で、過去に挑戦の途中で回を重ねるごとに認知度も上がってきて、ファンも野次馬も増えていったのだが。
こんなことがあった。
有る山に登山中、田中さんに一人の男が話しかける。
「みんな山頂で待っているよ。遅いなって」
【うろ覚えだがそんな風に】
もちろん、レース番組でなければ、この番組は田中さん一個人の挑戦にカメラが同行する密着ドキュメントに近いという解釈
田中さんは
「おそいなぁって言われても・・・・」
と困惑
ちなみにここまで、何も車にも乗らず一筆書きで歩いて数々の山を登っている。
またあるときに、山頂にたどり着いた田中さんに
「あのぅサイン書いてもらいたいのですが。まだですか」的にはなしかける人【うろ覚え】
また有るときには、相当な山をのぼってきてやっと山頂にたどり着いたときに
「元気ないよ~!!」と
様々な強烈キャラのファン達が話しかける。
メディアに出ているんだから派がいるかもしれないが
この偏った応援する人々を観て、もし自分が何か応援しているときの距離感を本当に気をつけないととおもった。
この人達は悪気がないのだ。
故に、皆笑顔で凜としたひとみをしていた。
自分がよかれと思ったことが時に不快にさせていることも多々あるし
無意識で人を追い込んでしまっている所もあるかもしれないなぁと、
ふと先日もグレートトラバースを観ていて思ったので記した。
300の山を制覇まで朝の番組はあと少しに迫っていた。