日記2024.09.09_いぬき
3日間遊び呆けて、本日はおとなしくしている。
あ、今日は重陽の節句か。朝露はないけど。
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昨夜の大河ドラマ「光る君へ」。
我が家の歴史クラスタは「強訴!」と叫び、古典クラスタは「空蝉!」と喜ぶ。
学んで何になるねんと言われ続けた知識で、こんなふうに興奮できる日がくるとは(大河開始後n回目)。
今回のラストは、全国民が知っている「若紫」に突入する。
ところで、なぜ「若紫」はよく授業でとりあげられるんだろう?
・紫の上という主要登場人物が初登場
・人物がほどよく少なく、人物関係がわかりやすい
・こどもが出てきてかわいいし、情景がわかりやすい
・場面展開がほぼない
自分なりの予想はこうだ。どうなんだろう。
自分ではわからないのは、
・もしかして文法を学ぶのに適している?
家族が「光源氏が偉くなって位を極めると、敬語も最上級になって、同じシーンに天皇が登場するとわかりにくい」と言っていた。難しいよね、敬語。
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今検索してみたら、古典の教科書には「源氏物語」掲載が無くなったという記事に遭遇した。そうだったのか? 調べてみよう。
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「若紫」が特定の世代に有名なのは、共通一次で出題され、「あさきゆめみし」のおかげか正答率が高かったというのが話題になったことがあるからだ。
源氏物語の人物関係を把握するのに最強と言われがちだが、作品そのものがまず名作だ。