4歳おもちの大冒険〜子鉄、箱根で大雪の巻
こんばんは、あずきです。
さてさて、少し前ですが箱根に行ってきました!いえーい!箱根は昨秋に3世代で富士屋ホテルに泊まって以来です。
近場で温泉行きたいな〜、でも渋滞巻き込まれるの嫌だし、次は公共交通機関で行けるところにしてみるか…
あと、おもちが遊べるようなものがないと暇を持て余すし…
とぼんやり考えながら浮上したのが、ユネッサンでした。なので宿泊先もホテル小涌園に決定。
準備は当日朝
もはや国内旅行ともなれば「なんか忘れ物してもなんとかなる」という雑な精神でやっておりまして、しかも近場ともなれば準備は当日の朝です。笑
旅行が楽しみすぎるおもちに朝早くきなこが起こされ、準備を進めててくれました。僕は仕事がちょっと山場で色々立て込んでしまい、朝はちょっと寝かせてもらいました…すまぬ…
電車でGO!
今回はレンタカーを借りてないので、電車で箱根に向かいます。小田原までは順調に到着。
小田原からはルートが主に3つあって、どれにしようかなと。
1)小田原から小涌園までバス(バス乗車時間40分)
2)小田原から箱根湯本までは電車、そこからバス(バス乗車時間20分)
3)箱根湯本から箱根登山鉄道に乗り換え、小涌谷まで行ってそこからバス(バス乗車時間4分)
なお、道としてはおそらく「箱根湯本〜小涌谷」がいちばん険しい山道です。(箱根登山鉄道もこの間に3回スイッチバックするけどその先はスイッチバックなし)
・乗り物酔いしたら大変なので、バス乗車時間は減らしたい
・そもそも息子が乗り鉄
ということで、(1)はまず選択肢から外されました。で、(2)と(3)はどっちでもいいかなーと思いつつ箱根湯本へ。箱根湯本までは小田急の普通の電車でいけるのでそんなに揺れません。
ちなみにロマンスカーが空いてる場合、小田原〜箱根湯本の1区間だけ200円で乗れるチケットが発売されるのですが、さすがに連休初日の朝だったので発売されませんでした。
で、箱根湯本について、ホームからバス停が見えるので見てみるともうすごい行列。
「あれ1回で乗り切る…?」というくらいの列で、座れないことはおろか乗れてもすし詰めなのでは?という感じで、そこにトランクと子供をつれて突撃してうねうねの山道を行くのはどう考えても無理があると判断、箱根登山鉄道にそのまま乗りました。
まぁ、箱根登山鉄道も観光電車みたいなもんなのでだいぶ混んでたし(優しい方が息子に席を譲ってくれた)、バスよりはマシだけどそれなりに揺れるし、スイッチバックやすれ違いがあるので時間はかかるという感じなので、バスを待って座っていくのと箱根登山鉄道とどっちがいいかは正直よくわかりません。
箱根登山鉄道は小涌谷までいくつかの駅に止まりますが、そのすべての駅でバスに乗り換え可能です。乗換案内上は手前の駅でバスに乗り換えろと表示されましたが(バスのほうが早いため、箱根登山鉄道に乗り続けたほうが時間がかかる)、下手にバスに乗り換えて座れなかったら悲惨なので、そのままギリギリまで箱根登山鉄道に乗り続けることにしました。
乗ること何駅か・・・箱根湯本では雨だったのが、山を登るといつのまにか雪に変わっていました。
ようやく小涌谷に到着して、その雪の中を2,3分歩いてバス停へ。バス停には屋根がある…というか、もともとちょっとしたお店だったところの軒先で雨宿りしながらバスを待ちました。
雪のためにバスが遅れてたのか、想定より待たずに済んだのはラッキーで、しかもここまで乗ってきたからある程度人が降りてたようで座ることができました。(小涌谷より手前に富士屋ホテルなどのあるエリアがあるので、そのへんでも降りるのだと思います)
バスはすぐに小涌園につき、ホテル小涌園はその目の前です。
ユネッサンへ
まだ全然早い時間についたので、チェックインはできず、荷物だけ預けてユネッサンに行きました。荷物は自動預け機で、Suicaを鍵にして取り出せるものでハイテクです。
そのハイテクと裏腹にユネッサンのチケット(宿泊期間中は宿泊客はユネッサンに無料で行ける)は超アナログに係員さんが紙にチェックしながら渡してくれました。笑
ユネッサンはホテル小涌園と直結ではなく歩いて5分弱くらい、大きな道も渡っていく感じです。傘は貸し出してくれたので助かりました。
で、なんやかんやあってユネッサンに。自分も含めみんな初めてです。
温水プールよりもっと温かく、温泉というほどの温度ではないもののお風呂に入ってるみたいでした。
雪だったので案の定激混み&ファミリーばっかりという感じでした。我が家はさすがに行かなかったけど外にもプールと遊具みたいなのがあって、雪の中外で遊んでる家族もいました。露天風呂みたいなもんか…笑
Dr.フィッシュ(足つけると魚が角質とか食べてくれるやつ)があるんですが、ものは試しで行ってみたら息子が謎に気に入って2回も行かされました…有料なのに…笑。くすぐったくてはしゃげるので1回は行ってみていいと思います。あと毎回謎に1人はくすぐったいのが全く平気で足じゅうに魚をくっつけるおじさんが登場します。
ワイン風呂とかチョコレート風呂とかもあるんですが、ターゲット設定が謎で「ファミリーに振り切るならワイン風呂とかいらないから普通のプールをもっと広くしてくれ」というのが妻と共通の感想でした。笑
息子も別に変わり種のお風呂にはほぼ見向きもせず、普通のプールで遊びまくり、中でごはんを食べて、またプールで遊びまくり、Dr.フィッシュを2回やってw、プールで遊びまくり…とかなり堪能して出てきました。
さすがにそこから森の湯(ユネッサンの中にある普通の温泉)側に行く気はおきず、ホテルに戻ることにしました。
ホテル小涌園
去年リニューアルしたらしく施設全体は相当きれいです。
機械でチェックインして、預けたトランクを回収して、お部屋へ。なおフロントにはフリードリンクがあって、お茶とかコーヒーがもらえます。
部屋も清潔感あって快適でした。
しばらく休憩したらあっというまに夕食の時間になっちゃったのですが、夕食の話は割愛。
(もともと徒歩圏内のレストランに行くつもりでいたところ、天候の関係で歩いていくのはしんどくなったため別のレストランに変更―まぁ、「特段の理由がなければあえて選ぶレストランではない」という感じでした。笑)
で、ホテルに戻ってきて温泉へ。
温泉はさほど混んでもおらずめちゃくちゃ快適で、リニューアルしたてできれいだったし、露天風呂は雪降ってるしで最高でした。この温泉でホテルの評価が急上昇。妻と一緒に温泉行った息子が出てきたあとパパとも行くと言い出し2回行ったくらいです。笑
ホテルの部屋は「温泉あるからええやろ」という判断なのかたまたまうちの部屋がそうだっただけなのかシャワーブースのみだったため、温泉に行けない小さい子がいる場合は要注意かもしれません。
朝食
チェックイン時に「朝食混むので明日は30分はやくオープンします」と言われており、さらに妻が「朝食がめちゃくちゃ混む」という口コミを発見したので思わずビビって早起きして朝食会場に滑り込みました。オープン30分後に行ってギリギリ1週目でした。
朝食ラインナップ自体はかなり充実していて、味も美味しく、子供の喜ぶメニューもたくさんあって大満足!という感じでした。リニューアル記念で朝から生ビール飲めたし(車で来なくて一番良かったところ)。笑
部屋に戻るときに入り口にはそんなに列ないなと思ったら「順番に部屋にコールするので部屋で待ってて」というオペレーションになっており、実際に何分待ちかはよくわかりませんでした。部屋で待てるだけありがたいと思うべきか…?
ホテル小涌園まとめ
いいところ
・全体的にきれい
・温泉はめちゃくちゃ気持ち良い
・朝ごはんは美味しいし、子供が喜ぶメニューもたくさん
・今なら朝からお酒飲める(いつまでかわからないので要チェックです)
うーんなところ
・上の階の音がめちゃくちゃ響く。上の階でたまたま運動会やってた可能性がある(部屋の中の建具をめちゃくちゃ削減してることからも明白なのですが、建築コストは相応に削ってるのだと思います。躯体をどのくらいコスト削減してるのかは謎ですが、まぁ音が響く程度のクオリティではあります)
・スタッフを削減しまくってるのでところどころ足りていない
・朝ごはんはめちゃくちゃ待つ?らしい
まぁファミリー向け、さらにいうと0〜3歳児よりも遊ぶ力の有り余っている幼稚園〜小学生をユネッサンで疲れさせるためのホテルみたいなところがあるので、お互い様前提でいくべきと思うし、カップルやDINKsには間違ってもオススメできないホテルではあります。
そんなこんなで、1泊2日のバタバタ箱根旅行でした。帰りは1区間だけロマンスカー乗れて乗り鉄のおもち大満足でした。笑
雪がなければもうちょい快適に行けたような気もしますが、雪があったからこそちょっと雪で遊んだりもできたのでなんだかんだよかったかな。