【体験記】箱根MaaS
ようやく時間がとれたので、先月の箱根旅を振り返ってみる。
旅行当時のツイッター実況はこちら
使用したデジタルチケットは小田急電鉄が提供する『EMot』のデジタル箱根フリーパス。当方関係者ですが、できるだけユーザー目線の感想を記載。
10月1日からウェブブラウザで使えるEMotオンラインチケットがリリースされたので、初日:アプリ版、二日目:ウェブ版で周遊。
旅程 初日
出発
朝早めに出発し、新宿へ向かう電車の中で特急券(ロマンスカー)を予約。
シートマップでの座席指定もできて、使いやすい。予約したロマンスカーの車種がわかるのも便利。
帰りの分はとりあえず予約して、購入は後で行うことにした。
検札時は画面を見せるのだが、指定座席に座ってたので特に車内検札はなかった。
同時に今回使うデジタル箱根フリーパスを購入。スマホ1台あたり1チケットなので、家族分は磁気券で事前に購入。
全員がスマホ持ちなら問題ないが、スマホを持ってない人がいるとその分は結局窓口や券売機で購入する必要がある。スマホ1台で複数人使えるようになるともっと便利なのだが、、、
箱根湯本駅で箱根キャリーサービスを使って、荷物を先にホテルへ送る。フリーパス優待ありだが、アニメーション画面を見せることで難なく割引を受けられた。
箱根湯本→三島スカイウォーク
今回の旅行は逆ゴールデンルートでまわることにした。詳細は以下。
箱根湯本駅から箱根登山バスを使って元箱根へ、そこからさらに東海バスに乗り換えて、三島スカイウォークを目指す。
箱根フリーパスの対象範囲に三島エリアも入っており、スカイウォークも優待対象施設になっている。元箱根から意外と近いので、時間に余裕がある方にはお勧め。
箱根湯本駅の改札も、箱根登山バスも、東海バスも、アニメーションでの乗車オペレーションは滞りなく、さすがリリースして2年ほど経ったデジタルチケットだと思った。
三島スカイウォーク→芦ノ湖
アプリ版の良い点(左、右)と改善点(中)。
地図ベースのUIに現在地が表示されるので、土地勘のない場所で乗ってるバスがどのあたりを走っているかがわかるのは個人的には便利だと思った。
あと、優待施設が地図上に表示されるのもアプリ版の良いところ。
改善点は、アプリを一旦切ったため、再度表示しようとした際に、画像のように通信中の画面で固まり、読み込みが進まなかった。幸い、終点且つ最後に降りたため、表示まで待つ余裕があったが、他にお客さんいたら焦るだろうなと思う。
元箱根→桃源台
元箱根で遅めのお昼をとったり、箱根神社を観光したり。
その後、海賊船で桃源台へ。こちらもデジタル箱根フリーパスで問題なく乗船。上の写真を見てもらうとわかるけど、ちょっと天気が悪くなってきたので、早めにホテルへ向かい、初日終了。ホテルへは桃源台から徒歩移動。
旅程 二日目
桃源台→仙石原
二日目はウェブ版で周遊。
同じアカウントであれば、アプリで買ったチケットをウェブで使用可能(対応チケットのみ。逆も可)。同時ログインは不可。
アプリで買ったチケットをウェブで使う場合は、ログイン後のマイページの保有チケット一覧から表示可能
アプリをダウンロードせずに使える手軽さ、表示速度などはウェブ版の方がお手軽で良い感じ。アプリで発生した読み込みに時間がかかる問題は一度も発生せず。
一方、ブラウザを閉じて、再度チケット画面までたどり着くのはやや面倒。ブックマークすればいいけど、単発の観光利用でそこまでするかどうか。
優待施設などの探しやすさもアプリの方が便利。
仙石原までバス移動。ウェブ版でも問題なく、乗降車できた。
仙石原→桃源台→大涌谷→強羅公園
仙石原のススキはピークにはちょっと早かったかも。
その後、バス・ロープウェイ・ケーブルカーを乗り継いで移動したけど、どの改札も特段問題なく通過。
箱根フリーパス保有者は無料になる強羅公園もスムーズに入園。ウェブ版の画面も各所でしっかり周知されていると感じた。
逆ルートの方が、公園の上側から坂を下る形になるので、楽かも。
強羅公園→箱根湯本
強羅公園からは徒歩で強羅駅へ。そこから登山鉄道で箱根湯本へ。
強羅駅そばの「ゆとわ」や箱根湯本から送迎バスで行ける「箱根湯寮」で日帰り温泉に入れるので、ゆったりしたい方はお立ち寄りください(宣伝)。
「箱根湯寮」はお得なチケットをアプリ版で提供中。
帰路
箱根湯本に戻ってから、予約済の特急券購入のためにアプリへ再ログイン。特急券と合わせて使うなら、アプリ版の方が便利だけど、ウェブ版の手軽さも捨てがたい。一長一短。単発の観光なら、ウェブ版に分があるかな。
ちなみに荷物は箱根キャリーサービスを使って、ホテルから箱根湯本駅へ送っていたため、身軽に周遊できました。受け取る際に料金を支払う形。
まとめ
以上