ある種の憧れとして
ご無沙汰しております。あずき(夫)です。
相変わらず、おもちは愛想を振りまき、夫婦は色々と忙しくしております。
もう10年以上前のものなのですが、こんな企画の記事をみつけて、こういうのいいなー、どこかでまたやってくれないかなーと思ってご紹介がてら久しぶりにnoteを書いてみました。
何か本をカフェに持ち込んで、のんびり読んだり、せっかくならと集中して読み切ってしまったり、ということってよくあると思うのですが、それをその場で「こんな本どうですか」と提案してくれるってめちゃくちゃ良いと思いませんか。本好きとしてはこういうのとてもワクワクします。
企画をした内沼さんの企画当時のブログがこちらです。今はnoteでも活動されているみたいです。
コロナのこういう時期だから、というよりも、0歳児を連れているとなかなかカフェも行きづらかったりするので、「カフェで気づいたらのんびり2時間くらい本読んでた」みたいなものそのものに対する憧れみたいな感情もあるのかもしれません。
いずれにせよ内沼さん、どっかでやってくれないかな、同じようなカフェ。
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少しだけ追記。
たぶん、2009年当時は画期的な企画だったのだと思うのだけれど、代官山TSUTAYAがオープンしたのが2011年で、その後も「本屋の中にカフェが併設」という業態は増えていったので、一発企画としての「文庫本セット」の需要はそういうカフェに吸収されてしまったのかな、と思ったりします。
でも、僕個人としては自分で選んでカフェの席で読むのではなくて、誰かがキュレーションしたものを「いま、こういう気分じゃないですか」とか「こういうテーマで集めてみたんですけど、気分に合うやつありませんか」みたいな方が新しい本との出会いがありそうで面白そうだなと思ったりするわけです。
「梅雨の時期、ちょっとだけ悲しくなるような物語を読んでみませんか」とか
「猛暑だから、爽やかなスポーツ青春物語どうですか」とか
「秋の夜長に、ちょっと真面目に国際政治を考えてみるのはどうですか」みたいなね。