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    週一回出されるお題に対して ブログを書き投稿する。

最近の記事

特別だった私の生活と、「普通」と向き合ってきた25年間の記録

これはある山奥で生まれた女の子のお話である。 大きな愛と感謝を父と母に送ります。 父と母は出会ってから、どちらの出身地でもないあの地に住み始めた。 父と母のような生き方をしたいと今も思う。 父は炭焼きが一番の収入源だった。 地域に古くから伝わる炭焼きを受け継ぎ、家のそばに窯を建てて毎日炭を焼いた。 炭焼きは大仕事だ。 山から木を伐って軽トラで運び、薪割り機でちょうどよい太さにする。 窯に、細長い道具を使って奥から一本ずつ立てて並べる。 火をつけて窯の口を石と泥でふさぎ、

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    • #39 「やられた!と思った接客」甘いキャベツの話

      写真はキャベツじゃないんだけどねー 今年の夏、実家の畑で採れたぴかぴかのお野菜 その日はちょっとイライラしてた。 疲れてたし寝不足で早く帰って寝たいってしか考えてなかった。 だからきっと私の愛想も良くなかったと思う。 帰り道にある小さな八百屋さん、 こじんまりと道端に、お手頃な価格で野菜を広げている。 バッグ持参だから、袋持ち合わせてないとほうれん草そのまま抱えて家に帰ったりしちゃう。 普段は実家からお野菜を送ってもらってるからめったに買わないんだけど、

      • #37 「刺身に褄は必要か」

        11月も後半に入り、寒さが本気を出してきた。 空気はつんと冷たいし、一度体が冷えると温めるのは至難の業。 街は赤、緑、白の装飾で彩られ、店内から聞こえてくるのは聞きなれたクリスマスソング。 私はこの季節が好き。 クリスマスだ~って心が浮き立つ。 サンタさんを心待ちにした幼いころから、何年たってもわくわくしちゃう。 12月 寒さもクリスマスソングも装飾もイルミネーションもほしいし、 きっと、刺身における褄もそんな感じなんだろう。 まあ、まだ11月なんだけど

        • #38 「私の思う応援したくなる人とは」

          人を「応援」したくなったことがこれまであっただろうかと お題を前にしばらく考え込んだ。 ぱっと思いつくのは部活の大会で仲間の応援をしたこと。 この声が少しでも仲間の力になればよいと、声がかれるまで応援した。 あれは、応援自体がもう楽しかった。最高だった。 そういう「応援」はここ最近していないけれど、 応援したい人というのは、なにかあったとき、いや何かなくても、見返りなど考えずその人の力になりたいと思う人のことだと考えた。 どんな時に力になりたいと思うか? それは夢

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        記事

          #32「自分の大好きなところ」

          10週間! noteが書けなくなって放ったらかしにしてた。 一度書けなくなったら、 もう次々に書けない理由が毎週でてきて、 そんな理由探してる暇あれば書けばいいのにな 書いてしまえばそんな難しいことでもないことはわかってるのに とは思うけど、書けなかった。 そんなこんなでnote更新しないまま夏が終わろうとしている。 で、そんな自分が好きか嫌いか?という問題。 他の人はブログ書いているのに自分は何週間もそのまま放置して、 やると決めたことができない自分は嫌い?

          #32「自分の大好きなところ」

          #27「ドラえもんといえば」

          動くドラえもんを初めて見たのは中学生くらいだっただろうか。 テレビはほとんど見ない家で育ったので、 『小学◯年生』の付録、50ページくらいのドラえもんの漫画の小さな冊子を飽きるほど読んでいた。 だから秘密の道具も、そこにでてきたいくつかしか知らないし、 登場人物もアニメの声では脳内再生されない。 テレビを見ないで育ったことで得られたものは限りないと思うけど、 当時の私にとって、それなしに周りの話題についていくのは、それほど優しいことではなかった。 今となって

          #27「ドラえもんといえば」

          #26 「私の夢」

          大きな夢がないことに焦りを感じたり、自分を責めたり、 無理にそれっぽいことをいって、 でもなんか違うなあってもやもやしたり、 しなくていいんだってここ数年で思えるようになった。 夢はあったらいいとは思うけど、 ないことが悪いとは全く思わない。 少なくとも私は夢に向かってその実現のための目標を考えたりすることがぜんぜん楽しくないし、好きじゃない。 未来は不確定な方がわくわくする。 どんな可能性だってある。 ひとつだけあげるとすれば、 大切な家族ができることかなあ。

          #26 「私の夢」

          #23 「最近あったいい出会い」

          最近買ってよかったものは折りたたみの日傘! コンパクトだし雨の時も活躍する。 昔から紫外線を感じる体質らしく、 曇りの日はもちろん、雨の日も降り注ぐ紫外線が容赦なく皮膚にささる。 紫外線の刺さり方って”めしめし”って感じ。 存在しないオノマトペを勝手に想像して当てはめる密かな趣味があって、イメージと言葉がぴたっとくると気持ちいい。 たとえばスマホをタップして文字を打つのは“てしてし” お気に入りの財布の手触りは”さとさと” とか言ってると変な人みたいだから、思いつ

          #23 「最近あったいい出会い」

          #25「優しさとは」

          人から優しいねって言われる。 けど私は知っている。 それは見せかけの優しさで、 私が心から相手を思ってgiveができたことなんて、今まで生きてきて片手で数えるほどもない。 優しいフリをする術を多少身につけてここまできただけ って思ってたら、右山くんが同じこと言ってた。これ https://note.mu/uj19940414/n/n75fd2588c956 そう、何が最善かなんて答えはないし誰にもわからないけど、 行動しなきゃ、やってみなきゃ何にもならないっての

          #25「優しさとは」

          #22 「生きるということ」

          生きること、 あるいは死ぬことについて ずいぶん躊躇ったけど書いてみようと思う。 身近な人の死を通して、あるいは本を読んだり、毎日を過ごす中で、 いずれ人は死ぬのだからいつ死んだって同じじゃん、 と思い始めたのは中学生の頃。 100年後だろうと1年後だろうと、 もしかしたら明日だろうと 結局死んでしまったら全てなくなるし、 誰かが悲しんでくれるかもしれないけど、 それだって早いか遅いかの違いじゃないの。 大学生になってもそんな考えは変わらなかった。 それから少しず

          #22 「生きるということ」

          #21「BKSブログをやってみて学んだこと」

          ブロッコリーのひできさんが始めた「ブログ強制制度」 参加者を一般からも募集してるのを知って、 思い切って手を挙げてみた noteは数記事かいてほったらかしで、 文字書きたいなーと思いつつ、究極のめんどくさがりの私には「強制」がないと書けなかった 実はこれやりたいですって言うの、 結構勇気が必要だった 今となっては、あのとき始めてよかったってしか思わないけどね そう、大抵のことは始めてしまえばどうってことはない。 毎週いろんな人のブログを読むのはおもしろい、特に

          #21「BKSブログをやってみて学んだこと」

          #20「1年前の自分へのアドバイス」

          1年後の自分が出てきて、 今の私になんか言い始めたらくっそ腹立つ 先のことはわからないから楽しいのであって、 何も聞きたくない、知りたくない だから一年前の私に アドバイスなんてない まあ、去年の私はよくがんばってたから がんばってるねーって褒めてあげてもいいかもしれない あと、これは一年前の私には秘密だけど 今すごく幸せだよ #BKSマガジン #アドバイス #エッセイ #一年後

          #20「1年前の自分へのアドバイス」

          #19「今から別業界に挑戦するなら」

          なんでもできるけど何にもできない なんにでもなれるけど何にもなれない 数年前読んだ名前も知らないだれかのブログ 私はどう?って考えてた アホみたいな話だけど 世の中そんなに甘くないっていろんな「大人」に否定されるけど 私は今も、自分はなんでもできると思っている なんでもできる、数ある選択肢の中で いまこれを選んでいるのは私 その自信と前向きさと勇気をくれたのは両親だと思う がらっとすべてを変えて、 両親のような生き方をしたいという想いは ずっと心の底にある 和

          #19「今から別業界に挑戦するなら」

          #18「私がした発想の転換」

          発想の転換、というよりは 気づきによって見つけた新しい考え方の話 たまに、普段の生活の中で、はっとするような気づきがある 古い記憶だけどいまもよく覚えているのは、中学生のとき それまで人のここが嫌っていう感情がなかったように思う あるいは自覚していなかった ある日突然、それまで好きだった先生の 食事中の咀嚼に嫌悪感を感じた え、ほんとに嫌ってなってしまって 戸惑ったけど私はその原因を考えてみた それは、それまで私の中で「先生」というのは「先生」という存在でしかなく

          #18「私がした発想の転換」

          #17「最近一人でフッと笑ったこと」

          毎週欠かさず書いていたけど 急に優先順位が下がってしまって 後回しになっていた けど、書きたい気持ちがあるだけ、いい フッと笑ったこと、とは少し違うかもだけど いいなあと思ったこと 電車に乗っていたら 大人びた少女がいた話 少女、というにはもっと年を重ねているかもしれない あるいは私より年上かも だけど全体的に幼い印象的で、それでいてすごく大人びているのだ 目の前に座るその子の表情、佇まいに すっと目が惹きつけられた まず表情 常に口角が上がっていて、まっすぐ前

          #17「最近一人でフッと笑ったこと」

          #16「自分の"写真"の存在意味」

          写真を撮るのは好き。 遊びに行くときも、いつでもカメラ係でひたすら写真撮ってる。 写真がなければ忘れてしまうような何でもないその一瞬一瞬も、残さないのがもったいなくて。 あとは単純に自己満でいい写真が撮れればテンション上がるのと、 四季をカメラに収めることで、都会の真ん中にいてさらーっと過ぎていきがちな日々をかみしめたくて。 だから私の写真は大抵2パターン 人と遊んでる写真か、花とか自然風景。 写真を30枚載せるのはえー多いよって思ったけど、 他の人の見てるとすごい面

          #16「自分の"写真"の存在意味」