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おばさん、また騙されるの巻

私は余程油断と隙だらけの人間のようで。

色んな案件を複数抱えているのが嫌いなので、せっかちに直ぐ片付けるタイプ。それが災いして、今回もまたデジタル詐欺?というのだろうか、その手のやつに引っかかった。何年か前に、アマゾンを語るショートメールで、会員手続きがどうのこうのでこちらに連絡してください。という詐欺ショートメールに、ご丁寧にもこちらから連絡して、一旦お金を振り込んでください。すぐに間違いを正した後に全額返金します。という、なんでそんなものに騙されるバカがいるかという手口にまんまと引っ掛かり、犯人のいう通り現金を振り込もうとコンビニに向かう途中ではたと気づいて引き返したという過去がある。息子達にこういうのがあるから気をつけてね、お母さんはちゃんと気づいたからよかったよ。とメールすると、そんなもんに騙されるのお母さんくらいしかいないから、頼むから、しっかりしてくれと逆に諭された。

そしてまた。

定期的に訪れるマイ断捨離ブームで、メルカリを3件くらい立て続けに出した直後に、またショートメールが届いた。

やまと運輸です。お客様の発送された荷物が宛先不明です。こちらをクリックしてください。

え、荷物だしたばかりなのに、めんどくさいなー、なになに?とクリック。(やってはいけないヤツです。)

え、Apple IDとパスコードを入力しろ?めんどくさいけど、ハイハイ。(これこそ、絶対やってはいけないヤツ)

何も出てこないけど、おかしいなー。

と画面を見つめると、ちょっとだけ日本語がおかしい。え、まさか。そして、ショートメールをもう一度見ると、ヤマト運輸が平仮名のやまと運輸‼️

やられた…。

すぐにApple IDを替えて、パスワードも変更する。その間、約1分。

ちょうど日帰りで長男(呑気な28歳)が帰宅していたので、恐る恐る、これって詐欺かなぁ。と相談すると、

「それは、今流行ってる詐欺だよ。IDとかパスワードとか入れなければ大丈夫だよ。」「入れました」「えー、何やってんの!ショートメールで来るやつは相手しちゃダメ!前もお母さんやられたじゃん!」

するとIT音痴の夫がよくわからないくせに乗っかってきて、「そーだそーだ、馬鹿だなぁ」

私は、むかっときたが、夫は無視して、息子に相談。「とりあえず、おんなじパスワード使ってるやつは、すぐ全部替えた方がいいよ。まあ、すぐ替えたんなら大丈夫かもしれないけど。」

私は、「了解です。この間、パスワードはこのノートに全部書いてあるから、見てみる。」(ちゃんとしている事をアピール)

息子「そういうノートに全部書いて置いとくとかも、ほんとは絶対ダメなんだけどね。まぁ、しょうがないか、俺の上司もパソコンの上に忘れないようにパスワード書いた紙貼ってるし。ブツブツ」

おばあちゃんが呆けてきたと思ったら、お母さんの方が全然ダメじゃん!とか、言われながら、今度から、なんか怪しかったら、俺か〇〇(次男)に相談してよ!と注意された。この間、ちょいちょい口を挟んでくる夫は二人でガン無視。何しろ、夫はPayPayの事を仮想通貨だと思い込んでいる時代遅れ男。

俺たちに相談してくれと言ってくれるのはありがたいが、この長男がまた出鱈目なヤツでスマホやら何やらをすぐに無くす男、次男がまたデジタル音痴な男なのだ。もう、私は誰に頼ったらいいのやら。あんまり人に頼らないで自分で頑張ろうと思っていたが、こんなありきたりな詐欺に引っ掛かる様では、自分が一番信用ならない有様。

とりあえず、AppleIDを直ぐ替えたお陰か、乗っ取られてはない様子。

息子曰く、私はもう騙されやすい人リストに絶対載っているそうなので、今後も気をつけようと思います。