マレーシアでの生活と文化:親子留学で学んだこと
こんにちは、Azukiです!先日、家族でマレーシアへの親子留学から帰ってきました。今回は、マレーシアでの2週間の滞在を通じて体験した現地の生活や文化について、たっぷりお話ししたいと思います。
はじめに:なぜマレーシアを選んだの?
マレーシアって、どんな国か知っていますか?
東南アジアに位置する多民族国家で、マレー系、中国系、インド系など様々な民族が共生している国なんです。
私たちがマレーシアを選んだ理由は主に3つ:
多様な文化に触れられる
英語が広く使われている
比較的治安が良く、物価も手頃
特に、子供たちに「多様性」を肌で感じてほしいという思いが強かったんです。結論から言うと、大正解でした!
マレーシアの多文化社会:言語と宗教のるつぼ
マレーシアの公用語はマレー語ですが、街を歩けば英語、中国語、タミル語など様々な言語が飛び交っています。我が家の子供たち(中3、小5、年長)も最初は戸惑っていましたが、すぐに慣れている様子でした。
宗教も多様です。イスラム教が国教ですが、仏教、ヒンドゥー教、キリスト教なども共存しています。宮殿のようなモスクの隣に、朱色の中国寺院があるなんて光景も珍しくありません。
この宗教的な多様性が、子供たちの世界観を大きく広げてくれました。特に印象的だったのは、中3の長女の反応です。彼女は「毎日お祈りをしている姿に、信仰するということが私の日常とは違い、すごいな」と感心していました。自分とは異なる価値観に対して尊敬の念を抱く娘の姿を見て、親として嬉しく思いました。
年長の末っ子は様々な宗教建築の美しさに目を輝かせていました。子供たちがこのように多様性を肌で感じ、理解を深めていく様子を見られたことは、この留学の大きな収穫の一つだと感じています。
現地の食文化:辛いけど美味しい!家族みんなで楽しむ方法
マレーシア料理といえば、ナシレマやラクサが有名ですよね。実際に食べてみると、その香辛料の豊かさに驚きました!でも、辛さには要注意。最初は「一番辛くないものをください」とお願いすることが多かったです。
クアラルンプールの素晴らしいところは、多様な料理が楽しめること。特にフードコートが至る所にあるのが便利でした。好みの違う子どもたちと一緒の私には、選択肢が多いのがありがたかったです。
嬉しかったのは、子どもたちが初めての料理に興味を持って挑戦してくれたこと。その中で好き嫌いを感じながらも、新しい味覚体験を楽しんでいる様子が印象的でした。
一番心に残ったのは、セントラルマーケットにあるベジタリアンインド料理店。フードコートで小休憩がてら数品頼んでみたのですが、これが大当たり!日本でもインド料理は食べますが、ここの味は格別。特にロティが美味しくて、子どもたちにあっという間に食べられてしまいました。
ただ、辛さには本当に気をつけてください。年長の末っ子がサモサを食べて、「美味しい美味しい...あ、辛い!」と泣きそうになったのは、ちょっとしたハプニングでした。
おすすめのレストランを紹介するなら、辛いもの好きの私と辛いものが苦手な末っ子、そしてその中間の子どもたちみんなが満足できた
「The Chicken Rice Shop」 (https://www.thechickenriceshop.com/) をぜひ。
チェーン店らしいですが、鶏料理がメインで辛いものも辛くないものも揃っていて、家族全員大満足でした。赤と黄色の可愛らしい店内も、子連れには嬉しいポイントでしたよ。
マレーシアの食文化は、辛いものだけじゃない!家族みんなで楽しめる多様な料理があることを、ぜひ覚えておいてくださいね。
日常生活の様子:意外と快適!でも驚きもいっぱい
交通手段
クアラルンプール市内では、LRT(軽量高速鉄道)やモノレールが便利です。ただ、ラッシュ時は日本以上の混雑があるようです!私たちはほぼ車で移動したので、そのような光景は実際には出くわさなかったです。
買い物
大型ショッピングモールが多く、日用品の買い物には困りません。現地のマーケットもあるので、目新しい経験ができます。子供たちは初めて見る果物(ドリアンやランブータン)に目を輝かせていました。
生活習慣
イスラム教徒が多いので、1日5回のお祈りの時間には街中からアザーン(礼拝の呼びかけ)が聞こえてきます。最初は驚きましたが、徐々に日常の一部として受け入れられるようになりました。
留学を通じて学んだこと:違いを楽しみ、共通点を見つける
マレーシアでの生活を通じて、私たち家族は文化の違いを肌で感じました。同時に、人々の温かさや穏やかな雰囲気など、日本との共通点も多く見つけることができました。
子どもたちの目線から見た違い
子どもたちが特に印象に残ったのは、店員さんの様子でした。日本では考えられないかもしれませんが、接客中に携帯を見たり、同僚とおしゃべりをしている姿を見て、最初は驚いていました。しかし、それが決して悪い接客ではないことにも気づいていきました。
中3の長女が「なんだか楽しそうに仕事してるね」と言ったのが印象的でした。仕事に対する価値観の違いを感じ取ったようです。
人々の親切さと寛容さ
マレーシアの人々の親切さには何度も助けられました。例えば、レストランでメニューを選ぶのに時間がかかっても、店員さんは嫌な顔一つせず待ってくれました。また、切符の買い方がわからないや欲しいものが見つからない時など、すぐに声をかけてくれる人がいて、とても心強かったです。
「困ったときはみんな助けてくれるね」と、子どもたちも人の優しさに触れ、その経験が記憶に残っていたようなので、嬉しく思いました。
文化交流の喜び
マレーシアの人々は日本に対してとても興味を持ってくれました。私たちの日本での生活や文化について、熱心に質問してくれる方も多くいました。子どもたちも、自分の国のことを英語で説明する良い機会となり、自信につながったようです。
慣れない点もありつつ、全体的には快適な滞在
もちろん、慣れない点もありました。例えば、トイレが水浸しなのには最後まで慣れることができませんでした(笑)。でも、そういった違いも含めて、異文化体験の一部だと受け止められるようになりました。
マレーシアの魅力:穏やかさと活気
全体として、マレーシアは穏やかな空気と同時に活気にあふれた国だと感じました。多様な文化が共存しているからこそ、お互いを尊重し合う雰囲気があるのかもしれません。
年長の末っ子が「マレーシアってカラフルだね」と言ったのが、この国の印象をよく表していると思います。多様性が美しく調和している、そんな国でした。
この経験を通じて、私たち家族は「違い」を楽しみ、「共通点」を見つける喜びを学びました。短期間の滞在でしたが、世界の広さと人々の温かさを肌で感じることができ、かけがえのない思い出となりました。
まとめ:マレーシアでの親子留学、大成功!
2週間という短い期間でしたが、マレーシアでの親子留学は私たち家族にとってかけがえのない経験となりました。多様な文化に触れ、新しい発見の連続。そして何より、家族の絆が深まったことが一番の収穫です。
もし親子留学を迷っている方がいたら、ぜひチャレンジしてみてください。きっと素晴らしい経験になるはずです。マレーシアは、その第一歩を踏み出すのに最適な場所だと思います。
次回は、親子留学の準備や現地での英語学習について詳しくお話ししますね。お楽しみに!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?