小学館さん、流石にガバすぎません?【どら焼き屋さん物語配信収益停止に思う】
どうも、あずきです。
本日はこちらの件に関して少しだけ感想を述べさせてください。
自分はこないだのNintendo Directで知り、面白くて一通りEDまでプレイはして楽しませていただきました。
配信者がこぞってやるのも納得なわけですが、そんな中で上記のルールが後出しのように出てきました。
感想は一言
「いや、そこ先詰めておこうよ」
正直、カイロソフトのゲームはあまりやらないので普段からウォッチしているわけではなく、自分が知ったのは先述の通り発売直前のニンダイだったわけですが、調べてみるとこのゲーム・・・
2023年10月に行われたドラえもんの作者の生誕90周年のお祝いイベントの中で制作が発表されていたというゲームなわけです。
ということは発表の前段階から企画含めるとおそらく最低2年前ぐらいから話自体はしていたと思うんですが・・・
改めて言いますね。
この時代にゲーム配信について詰めてなかったのかよ!!!!
ちなみにカイロソフト全体のガイドラインはこちらです。
動画配信についてご注意が必要なゲーム一覧(ここに新規で入った)
上のリストにないタイトルのゲーム実況は自由にしてくれていいんだよ ツイッター(現X)とか
ストアページ あたりにリンクを貼るとカイロくんも喜ぶよ
個人だけでなく法人の所属タレント・インフルエンサーな方もカイロゲームをゲーム実況に使っていいんだよ
使用の際のご報告もいらないんだよ~ん
収益化もゲーム実況を行うデジタルプラットフォームが公式に提供している収益化機能をご使用いただいていいんだよ
基本は「自由にやってくれて良い」というガイドラインになっています。
小学館や藤子プロの担当者さん・・・これを知らなかったとは言わせんぞい。
発売後、「ドラえもん」というIPからある程度の話題になるのは目に見えていて配信者も食いつくなんて、少しゲームや界隈に詳しい人間ならわかるはずなのに、「なんで事前に詰めんかったんや・・・」と疑問が残ります。
これがもし「時限で許していた」という感を出したいのであれば、「はじめからそれを言うべき」ですし、どうしても後出し感が強い声明になってしまいます。
なんと言うか著作権管理がガバいと言うか・・・・最初見た時の感想がマジでタイトルの通りでした。
のびハザ削除事件等もあり、小学館は比較的著作権管理に厳しいことでも有名ですが、今回の件は「他社と組んでおいて、その相手会社のガイドラインの例外ルールをはじめから言わずに後出しのように被せてくると言う悪手」を打ったとしかいえません。
仕方ないんですよ。ドラえもんを使わせてもらってる立場なのでカイロソフトも配信者も小学館や藤子プロがNGならそれに従うしかないんですが、「だったらはじめから言えよ」と言う気持ちの方が強いです。
今後他社からドラえもんの新作ゲームが出ようとも配信者は配信することに尻込みするかもしれませんし、動画投稿者は新作に手を出すのはやめるでしょうね。動画作ってる間にガイドライン後出しされたらたまったもんじゃない。
逆に今まで大手のゲーム会社とやってきた小学館だからこそ、中小と言えるカイロソフトの「自由なルール」に辟易した部分もあるかもしれませんが、何度も言います。「事前に詰めとけ。後出しはアカンて」と言う感想です。
で、これだけだと不公平なんでカイロソフトの担当にも言いますか・・・
「他社と組むと言うことは、人様の大切なIPを取り扱う意識を改めて持たないといけない。」
その認識が圧倒的に甘かったかなと思います。「自分たちの会社はゲームに関してこういう配信ガイドラインでやってますけど、例外に入れますか?」ぐらい事前に気をきかせて一言聞いていればこんなことにはならなかったかなと思います。
おそらくこのニュースの感想はこの両面(小学館側orカイロソフト側)のどちらかの感想を持つことになるので、正直どっちにしろゲーム自体への印象は悪くなります。
なので大切なゲーム作品を守るためにも権利関係はきちんと詰めておきましょうという話でした。