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本日の学び(日経TEST)
企業決算のまとめ
決算の種類
上場企業は四半期ごとに決算を行い、期末に本決算を発表します。これを要約したものが「決算短信」です。
財務3表
連結経営成績:売上や経費、利益を損益計算書(PL)で示します。
連結財政状態:資産と資金調達状況を貸借対照表(BS)で示します。
連結キャッシュ・フローの状況:現金の出入りをキャッシュフロー計算書(CF)で示します。
会計基準
決算書の作成には日本基準や国際会計基準(IFRS)が使用されます。2023年には、上場企業の約1割がIFRSを使用し、トヨタ自動車など一部の企業ではこの割合が高くなっています。
損益計算書
PLは5つの利益(売上総利益、営業利益、経常利益、税引前純利益、純利益)を含み、会社の利益構造を示します。
貸借対照表(BS)
資産、負債、純資産の状況を一覧で示し、お金の使い道と調達元を明らかにします。
キャッシュフロー計算書
営業キャッシュフロー、投資キャッシュフロー、財務キャッシュフローの3つで企業の現金の流れを示します。営業キャッシュフローと投資キャッシュフローの合計をフリーキャッシュフローと呼びます。
株価と企業の評価
株式時価総額、PER(株価収益率)、PBR(株価純資産倍率)などの指標で企業の市場価値や株価の割安・割高を評価します。
ROA(純資産利益率)、ROE(自己資本利益率)、ROIC(投資資本利益率)、EBITA(利払い・税引き・償却前利益)といった指標で企業の稼ぐ力を測ります。