奥村サヤ

ふくしま暮らし。聞いて、感じて、書く人。人やモノの裏側にある想いやストーリーを丁寧に掬いあげます。お仕事実績はこちらから。https://www.foriio.com/oku-saya-33

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最近の記事

あたらしい名刺が勇気をくれた話。

去年の10月くらいから今までになくキャパオーバーの日々が続いていた。締切に追われ常にキリキリとした感覚で、朝も夜も休みの日も境目がなくなっていた。 そんな感じだから、もちろんミスも増えた。原稿で初歩的なミスをしてしまったり、修正依頼が来たのにメールを見逃してしまったり。一つひとつの記事に向き合える余裕がなく、誠実さを欠いてた仕事をしてしまったという自覚がある。忙しさと比例して、ぬかるんだ泥に足を引っ張られるようにどんどん悪循環の沼にハマる。 自分のキャパを見誤って誠実さを

    • 2024年のはじまり

      今年のお正月は、夫と子供たちが北海道の義実家に帰省し、一人で過ごした。こんなことは結婚してからはじめてで、15年ぶり!?? 好きな時間に原稿を書ける。夜通し本が読める。こんなに至福な時間を過ごしていいのだろうかとドキドキした。家族で過ごす時間はもちろん尊いけれど、やっぱり一人で過ごす時間も好きだ。 元旦はいつもどおり、歩いて近所の神社に初詣に行った。家族の健康、仕事のこと、世界の平和、大きな地震が来ませんように、といつものごとく神様に欲張りにお願いした。今年もきっといい一

      • サンタクロースの正体は。

        「サンタさんはいないよ。お父さんとお母さんだよ!」 12月の少し浮ついた空気が漂う教室で、1年生のわたしはこう言い放った。 友だちは口々に「えー、違うよー」とざわざわ。その光景を不思議な気持ちで眺めていた。 我が家のクリスマスは、両親からプレゼントを手渡しでもらうスタイルだった。チキンやケーキを囲んでプレゼントをもらう瞬間は、1年で一番待ち遠しいとき。にこにこと笑う家族の顔を見ると、幸せな気持ちになった。 「どうやらほかのおうちでは、サンタさんがプレゼントを運んでくる

        • コーチングを受けたら、自分の本心に気づけた

          「コーチング」というものをはじめて受けてみました。 前から興味はあったものの、自分からはなかなか動き出せていなくて。そんなときに、参加しているオンラインサロン「くらしの編集室」で、メンバーのひとり中原絵里子さんがお試しコーチングを企画してくれたのです。 コーチングを受ける前に、中原さんから「どんなテーマで話したいか、終わったときにどうなっていたいかを考えておいてくださいね」とのこと。 うーん…。モヤモヤした悩みはたくさんあるけど、何を聞こう。久しぶりに自分のことに向き合

          小1の壁は、「新しい」へ続く扉。

          4月、末っ子娘が一年生になりました。 我が家は在宅ワークで私が家にいること、兄が学童に合わなかった過去の経緯もあり、学童は利用しない選択をしました。その分、一年生が早く帰ってくる4月は仕事をセーブして、娘との時間に寄り添うことに。 子どもの成長に合わせた働き方が理想だったので、それができるの今の環境は本当にありがたい。フリーランスを選んだ自分、グッジョブ! の反面、仕事セーブしちゃって大丈夫なのー!?という不安も……。笑 小学校入学時は「小1の壁」とよく聞きます。小学校

          小1の壁は、「新しい」へ続く扉。

          どんなライターになりたい?

          2020年にフリーのライターになって、いろいろなモノやコトを書いてきた。SEO記事もたくさん書いたし、企業の社長さんにインタビューをしたり、なめこ工場を取材したり、アクセサリー作家さんに取材したり。 書くことが決して得意ではない私だけど、ライターという仕事が好きなのは、仕事を通してさまざまな世界を覗き見できることだと思っていて。取材で新しい世界や、人の想いに触れた時のワクワク感は何ものにも変えがたいと感じている。 でも、私はライターとして何を伝えたいか。 書くと言っても

          どんなライターになりたい?

          福島・さくらんぼ狩りに行ってきた!

          先週末、子どもたちを連れてさくらんぼ狩りに行ってきました。 甘くて、おいしくて、楽しくて…まだまだ余韻が消えないので、さくらんぼ狩りレポを残しておきたいと思います! 福島県は「くだもの王国」と言われるほど、日本でも有数の果物の産地。 初夏の「さくらんぼ」、夏の「桃」「梨」、秋の「ぶどう」に「柿」「りんご」など四季折々の果物が実り、旬のフルーツ狩りも楽めるんです! とはいえ、同じ福島と言っても私が住むいわき市は海側なので、「さくらんぼ狩り」は遠く憧れの存在。 スーパーで

          福島・さくらんぼ狩りに行ってきた!

          「未来につながる時間を」ー中村洋太さんのコンサルを受けてー

          先日、中村洋太さんのライターコンサルを受けた。 実は、前々から中村さんの存在も、中村さんがコンサルをされていることもTwitter上で知っていたのだけれど、私もコンサルをお願いします!と言う勇気を持てずにいた。 なぜ勇気を持てずにいたのかというと、私もー!って手を挙げるのが恥ずかしかったという自分のちっぽけなプライドみたいなものと、私なんかがお願いしてもいいのかなという自分の自信のなさからだ。 一歩前に踏み出したいとき、いつもこの2つが私の行きたい道を塞いでしまう気がす

          「未来につながる時間を」ー中村洋太さんのコンサルを受けてー

          【ポートフォリオ】 ライター奥村サヤ  (執筆実績とお受けできる仕事について)

          はじめまして。 福島県を拠点に、インタビューや取材、編集など「書く」からまつわる仕事をしていますフリーライターの奥村サヤと申します。 このnoteには、これまでの活動実績や自己紹介などをまとめています。ご依頼の参考にしていただけますと幸いです。 プロフィール1983年生まれ、福島県在住。 都内でパティシエとして勤務後、福島にUターン。いちど厨房から出て、いろいろな人たちの話を聞いてみたいとフリーペーパー制作会社に入社。企画・編集に携わりながら、さまざまな人やモノの裏側にあ

          【ポートフォリオ】 ライター奥村サヤ  (執筆実績とお受けできる仕事について)

          私がフリーランスになった理由

          2020年9月に開業届を出して、ライターとしてフリーランスデビューしました。 一人で独立してやっていけるようなタイプじゃないので、この状況に自分自身が一番驚いている。 居心地のよい職場があって、仲間がいて、満足できるお給料がもらえて、子育てと両立できる環境があったら、きっとそこにずっといると思うけど、 現実世界ではそんな恵まれた場所はなく…。(あるところにはあるのかな?) 自分で自分の理想の環境を作っていくしかないと、ちょっとづつ考え始めたのが、踏み出す第一歩だったの

          私がフリーランスになった理由