星月夜は…KI-MA-GU-RE…で
チョット気の早い次のネタなんだど、本当は、6色の10mm幅の編み込みカラーメッシュの一枚革を探してたんだけどさ、今のところメーカーに聞いても無くって、ゼロからの加工ならやれますって…… 半裁でいくらになるのよ怖 ! これなんかどうでしょうって送られて来たのがこれ⤴
カラーはわたしのイメージ通り。これでブックカバー作ったら可愛いのができる。色目が大きいから裏表で色が変わるから楽しそうだ。間違いなく、一点ものになる。問題は、型押しなのだが、チョット派手目に見えかなぁ。凹凸があるから、光の当たり具合で、色が変わることを狙ったらしい。
女性の感想聞かせてちょうだい ! !
さて、試行錯誤の涯________最も使い勝手が良いであろうスタイルに落ち着いた。
片側だけでも縫い込む手はあったが、星月模様と折の関係が逆になってしまうので、今作は、縫いは入れないこととした。
怪我の功名か、四六版なら概ね300ページの本はカバーリングできる。
両止めにすると200ページが一杯。
精々、グレイスレス(鈴木涼美氏)ぐらいのところ。
では、巻き込みの処理はどうするのか…… (* ̄▽ ̄)フフフッ♪
ヘリ用の、着脱可能チャームを持っているので安心なのだ(笑)
概ね手で外すこともできる。甘くなったら、チョイと当て布をあてて上からたたけば口は閉じる。簡単にはズレない。
真ん中につけたチャームが悪い。安っぽい。これはなくてもよかった。
本当は水晶か、モリオンかタイガーアイのパワーストーン系のマットな質感のチャームをつけたかったのですが、手持ちが無かったので、なんか、ギラギラしたものをつけてしまった。
四隅にコーナーガードを噛ませたので、端が捲れたり、折れたりすることもないので安心だ。
頭も後ろもヘリ用ガードをつける仕様になっているから、本が厚くなっても平気でしょ?
折ぐせと、コーナーガードのチョットしたウエートが効いている。
開いたときの本の姿勢が保たれる。
本革・型押 / ブックカバー / 四六判・300ページまで / 本来は先頭片折くせ付け仕様・又は袋仕様 / 天地をカットする手もあったが、チョイと長めにしたほうが、本が汚れずに済むので天地7mm出し / 使用チャーム・コーナーガード×4,ヘリガード×2,シンボルチャーム×1
使用革 型押し牛革・0.8mm厚 A3サイズからの切りだし 一般汎用素材
今回の原価________800円程度
革が安い革だからね。このぐらいで誰でも作れるけど、細かなチャーム類を集めるのが結構時間もかかり、面倒と云えば面倒だね。好きな人は、チャームを手芸屋さんに買い出しに行くからね。
今回、試行錯誤してみて、大体巻の感覚がつかめたのでリザードで作ろうと思っている。余計な仕事をしなければ、一日で仕上がりそうだ。
ただ、リザードは300ページは巻けないだろうなぁ。一枚革じゃ。
リザードで作るなら……マットな色合いがbestだろう。
あまり光ると、いやらしくなる。
てか、今回作ってみて感じたけど________シェルコードバンとマットクロコかマットカイマンのブックカバーは、かなり良いものが出来そうだね。
たださ、今回作ってみて判ったのは、革の厚みは1mm以下がいいね。
今回の革は0.8mm or 0.7mm なんだけど、とても馴染みがいいもの。
型押しのレザーというのは、チョットどうだろう……今回は、色目に救われた感じだ。寧ろ、ブレーンな色の無地の方が経年変化は楽しめるだろうね。
なんか、みなさん楽しみにしてくれていたので、ついつい嬉しがってアップしてしまいました。
良ければ、ぜひ皆さんもレザークラフト楽しんでみてはいかがでしょうか。
自分だけの、一点ものというだけで、結構テンション上がります(笑)
世一
スマホが挿せるようにしたかったのだけど、同じ革が足りなくて断念した。
縫えば出来ないことは無いけど……みっともなくなっては元も子もないね。
そうそう、革にさ凹凸があるので、わたしの持っている箔押し機では、nameが綺麗に入らないのだわ。比較的、ツルっとした革なら押せるんだけどさ。ちと残念でした。
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