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世一の閑題休ワ

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作品のためのヒントやみつけたもの、どこかで拾って来たもの、人からもらったもの、食べたり、観たり、感じたり…… 意外にも、五臓六腑に染みわたるようなものを集めた倉庫のような場所 因…
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2023年1月の記事一覧

拝啓 間 学さま サブイボです。鳥肌ものです。

ここでの紹介先へお運び頂けている皆様には心より厚く御礼申し上げます。 わたしが紹介させて頂いているクリエーターさんたちも、皆さん同様に素敵な人達ばかりです。どうか、丁寧に可愛がってさし上げてくださいますよう。世一  拝 拝啓 間 学 さま  今日まで、あしかけ三日ほど我慢しました。あまり執こくわたしがここで書くことはお邪魔になると考え、断腸の思いを抱えつつ、ひとりで「ニヒニヒ」する日々でした。  なんて楽しいのでしょう。何というセンス。  けして褒め〇しのつもりはありません

文藝春秋『鈴木涼美』にヌマる。二冊目はギフテッド

はいはぁい🎵本日到着ぅ~ 嬉しいなぁ。何で本が到着するだけでこんなに嬉しいのでしょうか~ 感動するわぁ。気持ちが悪いことも忘れちゃうのだわ。さて、読みましょねぇ。 だいたいね、ハマると数冊ぐらいは読む。どんなものでもヌマるとそればかりを集中的に読む。今回、手にしたグレイスレスの雰囲気がどうにも違う気がしている。本来、鈴木氏が持つエネルギーはもっとガソリンに近いものなのではないだろうか_________。勝手にそう思い込んでいる。  きっとこのギフテッドあたりでそれを見せてく

俺流読後かんそう文・鈴木涼美氏「グレイスレス」

 01/22 追記  御礼 / たくさんのお運びに心より御礼申し上げます。どうか笑って読んでやってください。こういう場所です。本編同様、かんそう文も楽しんで頂ければ本望です。本当に有り難うございます。 以下かんそう文の初稿  こちらの先生のことは話題というレベルにおいては聞き知っていたものの、当然という言葉を持ち出すと叱責を受けそうでもあるが、作品を読むのは初めてのことになる。未明に読了したのでかんそう文を一本仕上げておきたい。これはわたしにとって作者の名前と作品名が備忘

令和版「好色の系譜」か、はたまた四畳半襖の下張りか~ 否、ももひざ三年尻八年か

 今を生きる若者には馴染みの薄い言葉が並んだタイトルである。ここの私などはこういうチョット仄暗く黴の黒墨がだんだら模様に畳を染めたぐらいの雰囲気が大好物なのだが、概ね良識家の皆様におかれては眉根を寄せることになるだろうぐらいのことは想定の範囲内のこと。下ネタ満載の原稿となりそうであるからして、今のうちにバックを踏んでおかれることをお勧めしておく。  さて、講談社による「好色の系譜」という作品集が発行されたのは昭和44年の六月だったようであるからして、今を遡ること53年前のこ

新作・小説『Persona(仮面)』あらすじ

西日本の地方都市。人口から云えば日本では三番目の都市に住む男の元に、ある日封書が届いた。仰々しいその封書は書き留めで届けられた。身に覚えのない裁判所からの封書は法治国家における義務を果たすようにとでもいうように、定められた日の出頭を男に命じてきた。慇懃ではあるものの否応無しの体である。 健全な成人男女からの抽選割合、概ね7000人に一人だったと記憶する。こういうのは引きが強い。原理原則、"前もち"が選ばれることは無いとのことであり、ホッとした記憶はある(爆)  またね、とん