絵本河童

絵本「河童」

 お友達が「いい」と言っていたので、すぐさま購入。
 こんな河童河童したかっぱ、最近の絵本でなかなかお目にかかれない…!

 内容は、途中「えーっ!」ってなるくらい、怖い。

 絵も話の展開も怖い!
 

 でも、最後はハッピーエンドで、この下げて上がる落差にクラクラ。いい絵本を読んだ!読後の安心感ほんとに大事。

 あらすじとしては「河童がお父さんを沼に引きずり込み、自分が父親に化けて家に上がり込んでくる」というもので、その描写が本当に怖い。

 先に読み終えた娘が、お風呂で私にそのあたりを説明しながら、突如、生まれてこのかた聞いたことがないような大絶叫を上げ、涙を流してわめき出した。私も満身総毛立ち、恐怖で大パニックになり、「なになになに!?!?ギャアアアアア!!」と釣られて泣きながら叫んだら、いつのまにか帰宅してた夫が風呂の扉をほそーーーーく開けてそこから覗いていたのだった。

 タイミングよ!!!!!

 心臓止まるかと思った(娘の悲鳴に)。

 我が娘は、ヘビを素手でつかみ、公園では鳩を生け捕りにする豪傑系女子であるのに、その彼女に大絶叫させるほどの絵本「かっぱ」。
 名作間違いないし、夫には覗きをやめてもらいたい。


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