四人制チャトランガ
語彙をもらいたくて、兎にも角にも幸せな2単位であった。1時間にどれくらいのお金をかけているのか、計算したくなくても何となく分かってしまうので、今までとは集中力の比が違っていた。勿論欠席することなどなかった。頭の働かせ方や細かなメモ、レポート等、後半になるにつれやや鈍ってきた感があるものの、自分なりに全うした、と思う。
友達に会った。思い切り笑いそうになってそれを止めようとしている自分に気がついた。いや笑ってはいるのだが、ブレーキがかなり手前からキキーと働く。ああなんだか、私が楽しむことを勝手に駄目なことだと思い込んでいたのかもしれない。その理由は店でうるさいから、人見知りだから、自分の笑い声が気持ち悪いから、後で辛いことがあった時の予防ができていないことになるからなど様々で、その理由が肝心なのだろうが、とにかく笑いを抑えようとしている自分がいた。努めて思い切ろうとしても、普段押さえつけていたものはなかなか出ない。笑顔なり声なり、言うことなり怒ることなり。きっと私を取り巻く180°くらいのことは、きっとそういうことなんだろうな。そのバリア、取り外したいな。はっと気づいただけでも丸儲け。それだけ楽しかったです。
焼きスープカレーなるものを食べた。ドリアのようなチーズの焼け方をしていて、スープは濃厚に、ルーカレーにも近い舌触りになっていた。プラス100円で、トマトベースのスープへ。カレーにおいては、フルーティなトマトベースのスープやペーストに弱い。その後久し振りに映画館へ行き、ダイナーを観た。どちらかといえばストーリー云々というよりも監督・蜷川さんの演出やネタとしての面白さに期待していたが、正にその通り、釘付けになった。笑い声を我慢するほうが難しいほどに。
じょ