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新しいプリキュアを観た 他、カイテンジャー対ペロロジラ(雑記)

 今日から始まった「ひろがるスカイ!プリキュア」の第一話を観た。前作のデリシャスパーティプリキュアは新居への引っ越しでバタバタしたため、途中から視聴が途切れてしまったのだが、ひろプリはまたかなり路線が変わっているように思う。何しろ主人公が青色なのだ。しかもヒーロー願望があり、ガール・ミーツ・ガールで始まる。これはかなり琴線にきている。

 青髪にツインテールといえば初音ミクさんというビッグな前例があるのによくも思い切ったものだ。しかも変身シーンでペンがマイクにトランスフォームするしライブステージのような足場も出てくるのでヒーローと言いつつアイドル路線も取り入れているのですごい。欲張りちゃんかよ。言うて初音ミクさんも既に世に出て十数年経っているので女児からはもうパブリックなデザインとして受け入れられているのかもしれないな。
 衣装もアシンメトリーに肩マントがデザインされているので単純にカッコよく、それだけでなくツインテールと合わせてアクションでの躍動感の演出も期待できる。しかも「スカイ」なので空中戦もあるだろう。この時点で非常に優れたデザインだと思う。変身バンクがそれを証明している。マジでカッコいい。

 クライマックスに突入して以来長くて暗いトンネル展開が延々と続くヒロアカ、ダラダラとドラマと映画を行ったり来たりしているマーベル、またもや仕切り直しの憂き目にあったDCと、最近の世界的ヒーローものはかなりお辛い展開ばかりな中、ひろプリがどうやって「ヒーローであろうとする者」を描いていくのかは大いに期待している。「女の子がヒーロー」という要素に拘らず(いち女児アニメとしての社会的メッセージはハグプリでやり切ってる感があるので……)、好き勝手やって欲しい。トロプリとかジオウとかドンブラザーズぐらいめちゃくちゃやってくれ。

 ブルアカのレイドイベントのフェイズ2が終結した。これはまあソシャゲでよくあるレイドボス戦なのだが、ストーリー最終編と連動しており主要キャラもサブキャラもオールスター出演の超豪華イベント(報酬もすごい)であり、そのフィナーレを飾ったのがカイテンジャー対ペロロジラである。

プレイヤーキャラを画面の隅っこの方に追いやって繰り広げられる突然のニチアサ

 カイテンジャーとは? それはキヴォトスで有名な指名手配犯である。寿司ネタを頭に載せたスーパー戦隊のパチモンのような連中だが、独自の戦力として合体ロボを所有しており、それがKAITEN FX Mk.0である。

 ペロロジラとは? それはキヴォトスで有名なマスコットの派生キャラである。ある種の都市伝説として広まっていたものが何の因果か「崇高」を獲得して具現化したものだ。それが外宇宙から飛来した「色彩」によって大幅パワーアップし、パロディ元の怪獣よろしく街で暴れ回り始めたのである。

 カイテンジャー対ペロロジラとは? それは未曾有の危機にテロリスト(指名手配犯)が立ち上がり、ゴジラSP理論でロボを巨大化、もって大怪獣とド迫力の戦いを繰り広げる空想浪漫特撮作品である。プレイヤーそっちのけで戦隊ロボと怪獣が殴り合い、光線を放ち、ガトリングやミサイルがブッ放され、我々はそれを呆然と眺めるしかない。

開幕でイナズマキックが飛び込んでくるので、すごい

 わずか2分程度の尺の中でプロレスバトル、武装の展開、劣勢、そして逆転の必殺技まで詰め込まれており、純粋にムービーとしての完成度がめちゃくちゃ高い。しかもパンチの重さや挙動も巨大特撮のそれであり、単なるパロディとナメてかかったら大火傷する。した。

撃破時の見栄の切り方までマジでしっかりしている……

 ここの場面、完全に胡乱だし現場にいるのもテロリスト(指名手配犯)とテロリスト(銀行強盗のリーダー)とテロリスト(ゲリラ戦のスペシャリスト)とテロリスト(美食研究会)しかいないんですよね……。そんなカジュアルにテロ活動している連中も、世界の危機と聞けばお互いに手を取り合って立ち向かうのだ。き、気が狂う……。

 
ちょっとここ最近のブルアカの面白さは相当だったけどこれは想像以上だわ。リアルタイムのソシャゲイベント、すごすぎるな。

(終わりです)


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azitarou
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