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職業になることはプロフェッショナルになること


味玉さん:今回から数回に分けてAzitamaについて教えてくれるんだよね。Azitamaっていつできたの??

アヤ:Azitamaができたのは2023年10月です。本格的に活動を開始したのはその半年後の2024年4月からですね。

味玉さん:どうしてAzitamaを始めようと思ったの?

アヤ:実は私は2020年2月〜2024年2月までの4年間、スポーツを通じて社会課題に取り組む別の非営利団体の創設者で代表だったんです。助成金や寄付をいただきながら活動したり、企業さんと一緒にプロジェクトを作ったりしてきました。皆さんと一緒に活動していくのはやりがいがあって手応えもあったのですが、悩みも抱えていました。

味玉さん:悩みってどんなこと??

アヤ:それは、活動を継続できる資金と人材を確保し続けられるのか?という悩みとプレッシャーですね。社会課題に向き合うことって高い専門性も必要だと思うんですね。でも資金が潤沢でないと活動費も枯渇してしまうし、スタッフの給与も上げられないし。日本の中でスポーツとソーシャルで活動が成熟していくためには、プロフェッショナルに活躍できる人材がプロフェッショナルに働ける場所を増やして行かないと行けないと思ったんです。

味玉さん:確かに、、、、想いがあって、スキルがあっても職業として確立できていないと、充分に力を注げなかったり、ボランティアでやってくれる方に過度な負担がかかってしまいますもんね。

アヤ:そうなんです。ある領域の社会的価値を上げるためには、その領域を深く考えること(研究)、その領域を発展させることができる人材を育てること(教育)、その領域を専門的に実践できる場を作ること(雇用)が必要だと言われています。

味玉さん:なるほど

アヤ:なので、「スポーツとソーシャル」の領域の社会的価値を上げるために、プロフェッショナル人材がプロフェッショナルに活躍できる場を増やせるように、新たに資金が循環する仕組みづくりにAzitamaは挑戦したいと思ったんです。

味玉さん:プロフェッショナルに働ける場所が増えるといいね!!ところで、、、なぜ社会課題にスポーツなの??そこをもう少し聞いてみたいな。

アヤ:スポーツと社会課題については次回お話しますね!


株式会社Azitama代表 野口亜弥のプロフィール

【略歴】
米国の大学院にて 経営学修士(MBA) を取得。スウェーデンでのプロ女子サッカー選手の経験を経て現役を引退。その後、ザンビアの NGO にて半年間、スポーツを通じたジェンダー平等を現場で実践。帰国後、2015年-2018年までスポーツ庁国際課に勤務し、国際協力及び女性スポーツを担当。世界経済フォーラムが協力した国際会議「スポーツ・文化・ワールドフォーラム」の開催にも従事。2018年から順天堂大学スポーツ健康科学部に勤務。2023年から成城大学文芸学部専任講師。成城大学スポーツとジェンダー平等国際研究センター副センター長に就任。大学教員を務めながら行政や非営利団体の活動にも積極的に関わっている。2020年から現在まで、スポーツ庁委託事「ASEAN-Japan Actions on Sport: Gender Equality 事業」のプロジェクトリーダーを務め、東南アジア10カ国政府とスポーツを通じたジェンダー平等事業を推進。2020年からプライドハウス東京の理事としてスポーツを通じたLGBTQ+インクルーシブな社会づくりを目指す。2022年から2024年の3年間スポーツ関連事業を牽引。2023年4月から2024年8月までプライドハウス東京共同代表に就任。2020年2月から2024年2月まで、スポーツを通じた共生社会づくりを目指す非営利団体の創設者兼代表理事を務めた。2024年4月よりスポーツを通じた社会課題の解決をソーシャルビジネスの視点で取り組む、株式会社Azitamaを本格始動させた。


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