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【最終報告書】心理的安全性の高いコミュニティとつながるとクリエイティブスキル向上にどのような好影響があるか 私の働き方実験 #研究報告書

 この記事は、ランサーズ新しい働き方LAB・研究員制度2期生として私自身が行った活動についてまとめた最終報告書です。

◆実験の目的と背景
 住んでいる地域のWEBデザインのスクールやコワーキングスペースでは、自分が本当に興味のある分野について学んだり、人とのつながりを築いたりするのに不十分だと感じていました。情報や人の選択肢が限られているためです。
 「Creative LAB」というコミュニティを介して新しい働き方LAB・研究員制度を知り、高い期待を持って第2期生に参加しました。

  こちらが実験計画書です。

◆検証したいと思っていたこと
 ”コミュニティ(新しい働き方LAB研究員2期生)には、メンバー間でお互いのクリエイティブ活動を理解し、応援し合う雰囲気があり、参加することによって自らのクリエイティブスキルも向上していくはずだ”
 
◆研究活動の概要
<当初想定の活動概要>
①心理的安全性の高いコミュニティおよび低いコミュニティを定義する
②コミュニティとつながるために必要な情報発信等について考え、行動に移す
③コミュニティとつながりながら制作したクリエイティブ成果物の数や質および販売実績等が向上したか検証する
 
(補足1:実験の測定方法)
・コミュニティとつながるためにどのような行動を取ったか
・コミュニティへの関与、情報発信の頻度
・コミュニティへの情報発信にあたり、どのような準備をしたか
・コミュニティのメンバーからの反応は、どうであったか
・コミュニティとのかかわりが、どのようにモチベーションやクリエイティブスキル向上に影響したか
 
(補足2:スケジュール・進め方)
6~7月:第1ステージ
8~9月:第2ステージ
10~11月:第3ステージ

<実際に行った活動概要>
こちらが、第2ステージまでをまとめた中間報告書です。

 第3ステージ(10〜11月)の主な活動内容は、部活動「アート部」の第2回メタバース展示会への参加です。
 第2回展示会が12月に行われることに決まり、展示会に備えて、アート部有志によるオンライン・メタバース勉強会が毎週行われました。メンバーの中で最もメタバースに詳しい方が講師になってくださり、3DCGモデリングや仮想空間の開発について学ぶことができました。
 勉強会で学んだことを応用し、中間報告で発表した「青い自動車」のプラモデルを3DCGで再現することに挑戦、メンバーの力を借りながら、なんとかメタバース空間に展示することができました。
 展示会当日、自動車の3DCGモデルの前で参加者の皆さん(のアバター)と記念撮影しました。良い思い出です!

◆結論と根拠・気づき
 結論:コミュニテイに所属し、スキル習得やアウトプットの機会を得ることで、クリエイティブスキルが向上した。
 根拠:研究員活動の前半、アナログの工作(プラモデル)を自己開示のためのコミュニケーション・ツールとして用い、中間報告でアナログの工作の新作を発表、終盤のアート部・メタバース展示会で表現手段をアナログ工作から3DCGへ移行させることができた。
 気づき:研究員コミュニティに参加したことで、クリエイティブスキルが向上するだけでなく、目標達成に対する考えの甘さ、情報発信の乏しさなどの欠点についても知ることができた。

◆研究に関する考察・これから
 オンラインのコミュニティは、使い方次第でモチベーションやスキル向上に役立つことを実感できた。
 研究員活動の期間中、スキルを仕事に結びつけるには至らなかった。これからは研究員期間中に達成できなかったことに再挑戦したい。
 
◆全体振り返り
 研究員制度のポテンシャルを十分に引き出すことができていたとは思えない。なぜできなかったのか、原因に気づくことで今後に活かしていきたい。
 
 

 
 

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