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絵を描いてもらいました!

 これは第十回本物川大賞で大賞をとった作品にEryuさん(@teez_09_11)のご厚意でいただいたイラストです。うわー! 説明しよう、本物川小説大賞とは大澤めぐみ先生を発起人として、そのほか二名の半匿名闇の評議員にて選ばれる素人KUSO小説大会だ! 各先生が推しを選びじゃんけんほいの多数決でその一番が決するのであった。わたしは運よく今年の大賞をもらえました。そしてイラストが……


 むちゃくちゃ嬉しくて言葉が出ません。こう、いろんな賞に応募する段階で、自分の書くものの華のなさみたいなものをずっと気にしていて、もっと映える作品でないといけないのだろうか、でも描きたいのは地味なものだし、というか元から地味なものが好きだし、河原で石とか拾うの趣味だし……道端の雑草とか好きだし、どうにもぱっとしなくてもうしわけねぇ……と悶々と考えていたんですが、絵師さんマジックにかかると私の筆力なんてなんのその! すごく素敵な絵を描いてもらえたのでした。

 「タイトルが! タイトルがひねりがなさすぎなんだよ! もっと頭つかいやがれこのおたんこなす」

 みたいに自分では思っていたのですが、ご覧ください。このようにかっこいい文字でバン!と書かれると、ダサめの筆名も、タイトルセンスも、いい感じに見えませんか……! うひー!

 書いてる本人が想像していたよりも、一億万倍素敵な絵! しかもこの人物、ちゃんと男性ってわかるように骨っぽかったり、ごつごつしていたりするんです……筋肉のつきにくい細い脚、と書いたのがほんとうに再現されていて、感動しました。見てください、散らばった小道具たちを……。こういう背景の小道具が細かい絵はわたくし大好きでして、じっと見ていられる。

 大澤先生にも文芸とweb小説のバランスが取れてたとおっしゃってもらえて嬉しかったし、なんか今「人生思い残すことはないですか?」って聞かれたら、はいって答えてしまいそうな勢いがあります。いや! ちがうねん、もっと書くねん!

 もっといいものが書けるようにがんばりたいと思います。

 闇の選考員のお三方、そして素敵なイラストを描いてくださったEryuさん、装丁を引き受けてくださったソーヤさん、ほんとうにありがとうございました。ありえないスピードで選考が進み、そしてイラストの上がる速さよ……! ほんとうに感謝の念が絶えません。こんな素敵な賞やイラストをいただいた阿瀬の小説はこちら、カクヨムで公開させていただいています。

 実はnoteにも同じ小説を以前あげたので、宗教上の理由でカクヨムを利用できない方はそちらをご覧ください。若干の修正を加えながらなので、カクヨム版が最新です。近日中に、いただいたイラストとともに、noteに同名の小説を再掲しようと思っています。今日はひとまずご報告まで。嬉しかったー。ほんとうにみなさん、企画主の大澤めぐみ(@ohswmgm)先生はもちろん、闇の評議員を務めてくださった漫画家の藤のよう(@fujinoY0)先生、同じくイラストレーター、漫画家、編集者とマルチにご活躍中の藤沢チヒロ(@uwabamic)先生、企画参加者のみなさん、そして読んでくださったすべてのみなさんに、感謝申し上げます。

 すべての応募作品の講評は大澤先生のブログから読めます(全編に三人ともの講評つくのすごくないですか? すごいよ、本当に)。最後に先生方の近著のAmazonリンクなどがありますから、みんなで一緒に本を買おう!!

 最後になりますが、ほんとうのほんとうに、ありがとうございました。

サポートいただけると嬉しいです。記事に反映させます。具体的にはもっと本を読んで感想を書いたり骨身にしたりします。