2020年に始めたこと
夜中に出掛ける予定なので少し寝ようと思っていたが、眠れないので今年の振り返りとして表題の通りの内容で雑記をまとめる。
生活にまつわること
・断捨離
・意識的な貯金
・投資
・副業
・一人暮らし
・転職
健康にまつわること
・筋トレ
・ストレッチ
・少食生活
学びと遊びにまつわること
・読書
・経済、金融、ビジネスに関する情報の収集
・アニソンDJ
・発信(YouTube、note、MIXアップロード)
変化と成長
正確に言えば昨年末に始め、一年を掛けてゆっくりと進めてきた断捨離によって間接的にもたらされた変化が本当に大きかった。
最も手を焼いた洋服で言えば、60枚以上あったTシャツは10枚まで減らし、40枚以上あったシャツは4枚まで減らし、タンス一つとクローゼット2つがパンパンになるほどに溢れていた洋服を、ハンガーラック一つに収まるくらいまで減らした。
200枚以上あったCDは0枚になった。150冊以上あった書籍や雑誌類も、数冊の画集や何度も読み返している本だけを残して全て手放した。それ以外の雑貨も99%捨てた。モノだけでなく習慣や人脈も、余計なモノは全て削った。
昔からちょっとした小物や雑貨が大好きで、モノに溢れ、典型的な「モノを捨てられない」性格だった自分が、いかに大切にしていた宝物だろうが、所有することが合理的でないものであれば、とにかく心を鬼にして捨てまくった。
それによって、合理性と効率性を突き詰める思考回路が作り上げられ、無駄を見つける能力が研ぎ澄まされた。性格も変わった。頭がクリアになって実行力が付いた。時間の使い方にしろ出費にしろ、無駄に溢れていた生活をゼロから見直し、そこで生まれた時間的・金銭的・心理的なリソースを、学びや新たな挑戦に回した。
ずっと時間の無駄だと思っていた読書を始め、誰も見ていなかろうがアウトプットとして意識的な文章の発信を始めた。お金のことも勉強した。健康で居続けることを強く意識するようになった。
特別マネタイズに繋がるような何かはしなかったけれど、それでもあらゆる面で、一年前とは全く違う風景を見ている自分がいる。
今年の始まり、1月にはコービー・ブライアントの死去という、本当に大きな出来事もあった。これまでの人生で受けた最も大きな衝撃だった。あんなに涙を流した日は無い。あんなに悲しんだ日は無い。以前までも毎日のように考えていた命や人生のことについて、これまでとは全く違う解像度で考えるようになった。
そこに新型コロナウイルスのパンデミックが到来した。あらゆる価値観が更新され、死生観までもが変わった。誰が何と言おうが、自分にとってはこれは喜劇であり紛れもなく世界の前進だ。
自分はと言えば、相変わらず安定というものを知らず、何ならあまり立派とは言えない生き方しか知らない、口だけが達者なしがない一般人である。
それでも、この2020年という困難に溢れた1年を、人生最大の成長期にすることが出来たことは、細やかな自信に繋がった。
本当に素晴らしい1年だった。
1年後の自分は、どんな風景を見ているだろうか。