作品の感想に一喜一憂していた私。 夫に相談をした。 「人の意見はコントロールできない」 「人格と作品の分離が必要」 なるほど。 この作品たちは同人即売会を通して世にでたのである。 作品が自分だけのものではなくなったのだ。 様々な意見や解釈がある。 様々な意見や解釈によって私が書いた作品が作品として愛されるならまたそれもいいと思えた。 人の数だけ感想がある。 人の数だけ解釈がある。 一喜一憂している場合ではない。 これをバネにまた次の作品を私は書いていこ
愛する人を亡くした。 猫のような人だった。 ＊ ＊ ＊ 気まぐれでマイペースな性格の彼女。僕はそんな彼女にいつも振り回されている気がする。人懐っこくてたまに素っ気なくて、でもすりよってきて甘え上手で。そんなところが全部大好きだった。 「猫みたいだね」 そう言うと、 「そう？猫みたいって初めて言われた。猫好きだから嬉しい！」 彼女はニコッと笑いかける。 「ねぇ、好きだよ。私のこと好き？」 突然覗き込んで聞いてくる彼女に僕はドキッとす
最近、クリエイターとはなんだろう？というテーマにぶち当たっている。 それは次回の新刊の件だ。 今度のコミティア144と文学フリマ東京36に向けて初の小説本を書いたのだがテーマが少し重い。 (たぶん)人を選ぶ作品で （本当に読んでくれる人はいるのだろうか？ 買ってくれる人はいるのか？ いや、そもそもこんな内容の本を世に出して良いのだろうか？ 技術面でも拙い文章しか書けない私が小説本を出して良いのか？） と悩んでは自分を納得させる言葉を探している。 こんなに悩ん
こんにちは、はじめまして。 あざらし妻と申します。 サークル名「あざらし家」で同人活動をしています。 主にコミティアや文学フリマのイベントにサークル参加しながら活動中。 誰も書いていないようなテーマ、AIにも描けないようなテーマとは？を考えながら同人誌作ってます。 よかったらフォロー、応援よろしくお願いします。
