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元旦から仕事が嫌で泣いてしまった代わりに

元旦の夕方、1/6から始まる仕事のことを考え、1/6を迎えることが嫌すぎて泣いてしまった。恐らく、当日を迎えてしまえば特に問題なく過ごすことができるのだが、1ヶ月ほど忙しくなることが決まっていることもあり、とにかく嫌で嫌で仕方なくなってしまった。

体調も優れない中でメンタルも崩してしまい、1人でとことん落ち込んでしまった。次の日に恋人が実家から帰宅して2人で過ごすうちに、体調もメンタルも調子を取り戻してはきたものの、仕事が嫌な気持ちは変わらず、なんとなくどんよりしていた。

家でのんびり過ごし、初詣やコーヒータイムの贅沢なども楽しむ中で、ずっと私は不安を抱えていた。

そう、ワクワク感がないのだ。

私は何かの始まりの時、ワクワクする。年始であっても変わらない。毎年、年始はワクワクしている。日常が始まると落ち着きはするものの、新しく日々が始まるタイミングではワクワクし、そのワクワクがたまらなく好きなのだ。それなのに、全くワクワクしない。全体的にどんよりしている。不安である。このまま仕事が始まって、日常が始まって、私、大丈夫かな。

そんな不安を抱えながら、のんびりとYouTubeを見漁っていたところ、初心者向けの手帳の始め方の動画に出会った。私は元々手書きの手帳派で、日記もつけていた。手書きの行為が好きなのだ。ペンで紙に書くことが大好き。

しかし、社会人になってから、手帳も日記も続かなくなってしまった。その場で書き込める便利さと、抜け漏れのなさでスマホを優先したところ、手帳に書き込むことができなくなった。日記も忙しい日々の中で全く続かなくなってしまった。

それでも、何かしら手書きの習慣を継続したいとはずっと思っていて、そうなると手帳が一番いい方法だろうなぁと、なんとなく、思っていた。そんな中で出会った動画。何かいいアイデアを得られたらいいなと思い、視聴することに。

そして、出会った。ワクワクするものに出会えたのだ。

「コモンプレイスブック」

コモンプレイスとは、ヨーロッパで昔から親しまれてきた情報整理術のことだそうだ。日常で心に残ったことを書き留め、分類して見やすく整理することで完成するのがコモンプレイスブック。簡単に言うと雑記帳みたいなものだろうか。

雑記帳なので、日付を記載する必要がない。ふと感じたタイミングで書けばいい。1日に何個書いてもいいし、どれだけ日にちが空いても気にならない。分類も後から変えても全く問題ない。そして、

手帳(ノート)がいっぱいになったら、私だけの手帳(ノート)が完成する。

なんて素敵なんだろう。完璧主義な部分のある私は、日付を記載してしまうと、空いてしまう期間が気になり、途中で嫌になってしまう。また、粒度がバラバラになってしまうノートも途中で嫌になってしまう。そんな嫌になる原因になるものが取り除かれたコモンプレイスブックなら続けられる気がする。

始めてみたい。やってみたい。ワクワクする!

無事に年始のうちにワクワクすることができた。やる気が出てきた。

ということで、早速可愛いノートを購入した。ペンは既に使っているお気に入りのものがあるのでそれを使うことに。
そして帰宅後、早速記入してみた。コモンプレイスについてのメモや、帰りに寄った本屋さんで見つけた読みたい本を5冊ほど。また、読みかけの本を読了したので感じたことを記載した。動画で見かけた行ってみたいホテルもメモ。

楽しい。とても楽しい。いざアンテナを張ってみると書きたいことで溢れていた。休日はこんなに充実していたのだと嬉しくなった。

明日から日常が再開する。仕事のある平日には書きたいことなんてないのではないかと思ってしまうが、会社にもコモンプレイスブックを持って行ってみようと思う。仕事中のちょっとした閃きや、通勤時間のまったりした時間にメモしたいことがあるかもしれない。ワクワクする。明日からの日常も頑張れそうだ。

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