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23年度のCO2排出量は2022年に比べて4.8%減ったという話

電力大手と新電力の計61社で構成する電気事業低炭素社会協議会は4日、2023年度の二酸化炭素(CO2)排出量(速報値)が前期比4.8%減の3億1100万トンだったと発表した。15年に計測を始めて以降、過去最低となった。

日本経済新聞

発電に関わるCO2排出量

2023年度の発電によるCO2排出量は前年に比べて5%近く減ったということで、電力の脱炭素も徐々に進んできている実態が見えてきました。

1キロワット時あたりのCO2排出量は前期比3.6%減の0.42キログラムだった。ということで、「電気自動車に乗ったとしても、結局火力発電所で燃料を燃やしていたら一緒」というのも、少しずつ脱炭素に向かっているようです。

但し、実はここ数十年で1キロワット時あたりのCO2排出量が一番少なかったのは2010年頃で、その時は0.4を切っていたので、その時よりは増えてしまっています。ちなみにですが、2010年というのは、日産がLeafを発売した年です。
その時CO2排出量が今より少なかった最大の理由は今より原発がたくさん稼働していたからで、2011年の東日本大震災の後に原発が次々と止まり今に至るまでCO2排出量は増えた状態になってしまっています。
参考に、これまでの推移のグラフを引用しておきます。

発電に伴うCO₂排出量等の推移 fromエネ百科

参考値ですが、ガソリン車のCO2排出量は下記のように言われています。

ガソリン車の二酸化炭素排出量は、1km走行あたり160gほど です。

グリーンチャージ

EVが1kWhで6~8kmくらい平均で走れるとすると、大体0.06kgのCO2が排出されます。つまり60gほどなので、100g/kmくらいCO2が減らせるということになります。ハイブリッドだと燃費が倍くらいのものもあるので、燃費の良いハイブリッド車だとEVとほとんど変わらないかも知れません。

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