23年度のCO2排出量は2022年に比べて4.8%減ったという話
発電に関わるCO2排出量
2023年度の発電によるCO2排出量は前年に比べて5%近く減ったということで、電力の脱炭素も徐々に進んできている実態が見えてきました。
1キロワット時あたりのCO2排出量は前期比3.6%減の0.42キログラムだった。ということで、「電気自動車に乗ったとしても、結局火力発電所で燃料を燃やしていたら一緒」というのも、少しずつ脱炭素に向かっているようです。
但し、実はここ数十年で1キロワット時あたりのCO2排出量が一番少なかったのは2010年頃で、その時は0.4を切っていたので、その時よりは増えてしまっています。ちなみにですが、2010年というのは、日産がLeafを発売した年です。
その時CO2排出量が今より少なかった最大の理由は今より原発がたくさん稼働していたからで、2011年の東日本大震災の後に原発が次々と止まり今に至るまでCO2排出量は増えた状態になってしまっています。
参考に、これまでの推移のグラフを引用しておきます。
参考値ですが、ガソリン車のCO2排出量は下記のように言われています。
EVが1kWhで6~8kmくらい平均で走れるとすると、大体0.06kgのCO2が排出されます。つまり60gほどなので、100g/kmくらいCO2が減らせるということになります。ハイブリッドだと燃費が倍くらいのものもあるので、燃費の良いハイブリッド車だとEVとほとんど変わらないかも知れません。
完全CO2フリーなE-Station
AZAPAが販売している、E-STATIONは、太陽光発電を最大限に活用し、自立分散型で電力を供給するシステムです。日常の電力供給だけでなく、災害時の非常用電源としても役立つため、持続可能な地域づくりとレジリエンス強化に大きく貢献します。
E-STATIONでできること
完全なゼロカーボンドライブの実現
E-STATIONは、100%太陽光発電による電力で、電気自動車(EV)や蓄電池に充電します。従来の配電網に依存しない(どこからも電線を引っ張ってこない)ため、電気代・CO2排出量の双方を完全にゼロにすることが可能です。また、EVの導入や充電器の設置によるデマンド値(最大需要電力)の上昇を防ぎ、電力料金の増加リスクも抑制されます。災害時の非常用電源としての機能
大規模な自然災害が発生した場合、電力供給が途絶えることは避けられません。E-STATIONは1日あたり平均30kWhの電力を供給する能力があるため、スマホやPCの充電、冷暖房器具、調理器具、照明器具等の使用が可能です。
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