災害と停電
台風10号の被害を受けた方へ、心よりお見舞い申しあげますとともに、一日も早い復旧をお祈り申しあげます。
停電による二次被害
今回の台風でも各地で停電が発生し、二次的な被害を生じることとなりました。
例えば、こちらのニュースでは、台風10号によって養鶏場が停電し、空調が使えなくなることで食肉用ニワトリ4万羽が死ぬ事態になってしましました。
また、こちらの動画にあるように、停電によるエアコンの停止で熱中症のリスクが上昇することも指摘されています。
もちろん、家庭では冷蔵庫が停止することによって食品が腐ったりするなどの被害が生じる危険性もあります。
停電による二次被害を防ぐには
停電による二次被害を防ぐには色々な手段が考えられます。
例えばエアコンの停止ですが、家庭でかつ台風通過後の比較的風が落ち着ているタイミングであれば、自家用車などに移動してエアコンを使う方法があります。ガソリン車だとアイドリングをしなければいけないですが、熱中症のリスクと比較した場合、許容されるかと思います。
ReonPocketのようなペルチェ素子を使用したクーラーを利用するのも手ですが、個人用、かつ猛暑の室内でずっと使い続けられるかと言うと少し心細いです。但し、無いよりずっとマシなので、高額ですが一つ持っていると安心かと思います。もちろん普段使いもできますし、温めることも可能です。
電化製品の使用やスマホなどの充電には、モバイルバッテリ―やポータブル電源が有効です。我が家ではCIOのモバイルバッテリと、少し古いですが、Ankerのポータブル電源を使用しています。幸いなことに我が家が停電したことは無いので、ポータブル電源は時々外での作業に使用する程度ですが、CIOのモバイルバッテリは旅行や出張で普段から活躍しています。
これらがあれば、例えば「停電して暗くなった室内で転んでけがをした」などの二次被害を防ぐことは可能です。
建屋全体に及ぶような電源を利用したい場合には
自宅などで電源を普段通り使いたい時などには、太陽光パネルと蓄電池を組み合わせた自家消費のシステムを構築することが考えられます。
また、V2Hなどの仕組みを活用すれば、家庭用蓄電池に頼らなくてもEVから給電することが可能です。PHEVであれば、バッテリが尽きてしまってもエンジンで発電して電気を送り続けることも可能になります。
地域のレジリエンスを強化するためには
市町村役場や企業などで、太陽光パネルと蓄電池などを組み合わせた停電時でも使用できる電力設備の構築が進んでいます。こういったものが今後増えてくると、養鶏場のケースは難しくても、熱中症の被害などを減らすことは可能になってくるかもしれません。
また、AZAPAでは、E-Stationという完全独立型の充電ステーションの開発、販売を行っています。この機会に是非、導入のご検討をしてみてはいかがでしょうか?
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