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使い捨てカメラのワクワク感・ドキドキ感を僕らは忘れている。

先日、仕事で東京駅を歩いていたら、地方から旅行に来ていると思われる小学生くらいの女の子が、使い捨てカメラで東京駅を撮影して、笑顔でよろこんでいる光景を見ました。


女の子のワクワク・ドキドキな気持ちの正体

この光景を見て、すごく和やかな気持ちになったのですが、それはおそらく、私がその小学生の気持ちを想像したからだとおもいます。

その気持ちっていうのは、「どうな風に撮れたんだろう」という、ワクワク感・ドキドキ感(以下、ワクドキ感)だと思ったのです。今は懐かしの使い捨てカメラ。

あれって現像がおわって、横長の封筒(?)みたいなのから、写真を取り出す時が一番楽しいですよね。
どんな風に撮れてるんだろうっていうワクドキ感があって、写真屋さんから出たらすぐその場で写真を見たり、友達とそれをみて爆笑したり、、、

あと、究極にうれしいのが、撮ったけど現像するのを忘れていたカメラを発見したとき!「あれ?これなんの写真撮ったんだろう」って、過去と対峙するのが怖いような、うれしいような。

なんか、素敵な思い出がたくさんです。

いまはスマホで、綺麗な写真が簡単に撮れて、しかもその場で見られるようになって、、、とっても便利になったけども、私たちはあの使い捨てカメラのワクドキ感を失っているんだなってことに気づきました。


昔は、身の回りに普通にあったワクドキ感

例えば、ジャケットがカッコいいレコードを買って家で聴くまでのワクドキ感はYoutubeじゃ感じられない。

好きな女の子に告白するために、その子の家に電話をする前のワクドキ感は携帯やメールじゃ感じられない。

世の中が便利になればなるほど、失われていたものもたくさんあるってことですね。


現代版ワクドク感を求めて生きたい

でも決して、スマホをやめて使い捨てカメラを使おうってことを言いたいのではありません。現代にも、昔になかったワクドキ感がたくさんあると思っています。

例えば、ドローンで見たこともない、まるで鳥になったような視野で美しい景色が見れたり、今までだったら決して出会わなかったであろう人とソーシャルで友達になれたり。

だから、忘れていたワクドキ感は今の時代なりに、別の方法で求めればよいのだと思います。

すごいもったいないのは、今まで自然と感じてたワクドキ感を忘れたまま、日々を過ごしてしまうこと。現代版ワクワクはいくらでもある

だからワクワクすることを忘れずに生きていきたい。ただ、現代版ワクドキ感が昔のワクドキ感と一つだけ違うのが、自分で求めなければ得ずらいことです・

自らアンテナを張って、積極的チャレンジしていけば、いくらでもワクドキを感じられる、それを信じて生きていきたいと思うわけです。

※ちなみにこの記事書くまで、使い捨てカメラのこと、インスタントカメラだと思ってました。
インスタントカメラ=チェキみたいなその場で現像されるカメラらしいです。

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