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【予告】第11回あざみのカフェ「なぜか語られない、臨床の実際2023ー教科書と実践のエッジー」

・開催日:2023年11月25日(土)20:00〜22:00
ZOOM開催
・定員:40名 
※定員になり次第、締め切らせていただきます。
・参加費:無料
・参加資格:対人援助に関わる専門職 医師、心理士、看護師、介護士、保健師、社会福祉士、保育士、教師など。
・お申し込みはこちらから
https://forms.gle/AnzYMz5z7Ci9sB4Y7
締切:11月20日(月)
昨年好評だったことから、第二弾となります。
前回参加された方はもちろんのこと、今回初参加の方も大歓迎です。
皆さまのご参加お待ちしております。

・タイムスケジュール
20:00~20:30 趣旨説明・話題提供
20:30~21:05 グループディスカッション (ブレイクアウトルームを用います)
21:05~21:10 休憩
21:10~21:40 各グループの発表
21:40~22:00 全体ディスカッション・総括

・趣旨説明
 エッジとは、私たちが日々現場の要請によって向き合わざるをえない、教科書と実践の“境界(エッジ)”を指します。それは、教科書の枠組みを超えた支援の可能性の”先端(エッジ)”でもあります。
 私たちは普段、現場で働きながら、その都度、状況に応じて判断をし行動しています。教科書通り、原則通りにいくことも確かにあるけれど、それでは済まないことが殆どではないでしょうか。それが臨床の実際です。
 教科書的にはこうした方がいいのだろうが、それはどうも無理がある気がする。あるいは、こんなこと教科書のどこにも書いてない。けれど、どうするかをもう決めないといけない。とりあえずこうしておく。果たしてこれで良かったのか。自分はちゃんとやっていないんじゃないか。逃げているんじゃないか。うまくいかなかったのはそんなふがいない自分のせいじゃないか。申し訳なくて話しづらいし、そもそも、他人に知られたら非難されそう。
 こうした臨床の実際はなかなか話題にする機会がありません。そもそも安心して話せない。なぜなら自分だってどこかで後ろめたく感じているから。それを話したくて開催したのが昨年11月の第8回あざみ野カフェでした。様々な領域で、それぞれの現場で、個々別々の経験を積んできて、いろんなエッジのエピソードが話題に上がりました。
 そうして他の人の話を聞いてみたり、自分の話をしてみると様々な発見があります。一番は話していいんだ。それから、他の人も悩んでいるし、教科書通りじゃないことをやっている。自分だけじゃなかった。
自分の中でNGと思い込んでいたところを超えた仕事をしている人の話を聞くことで、自分の思い込みから解放されることもある。そして、自分も新たな支援を考えたりチャレンジしようという勇気が持てる。視野が広がって提供できるものが増えたり、私たちの責任を持てる範囲が広がる。自分のやっていることの意味がより明確になるかもしれません。あるいは、私たちのいけないことをしているのではないかという不安や間違ったことをしないようにという恐れが減って、何に注意した方がいいのかを考えられるようになる。また、一人職場や地方で孤軍奮闘している支援者は、他の支援者と繋がる機会になるかもしれません。
 私たちは原則通りには進まない問題に日々苦労して取り組んでいます。このように臨床の実際を、“エッジ”を非難される恐れのない安全な場で話すことで、たくさんの良いことがあります。一緒に話してみませんか。それで選択肢を増やしたり、安心したり、カバーできる範囲を広げたりしてみませんか。

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