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【予告】#10あざみのカフェ 「無敵の人」にさせないー黒子のバスケ脅迫事件から考えるー
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・開催日:2023年7月22日(土)20:00〜22:00
ZOOM開催
・参加費:無料
・参加者:対人援助に関わる専門職 医師、心理士、看護師、介護士、保健師、社会福祉士、保育士、教師、心理系大学院生、精神保健福祉士など。
・参加者は配布資料を読んできてください
・概要
20:00〜20:30 概要説明
20:30〜22:00 参加者でディスカッション
・お申し込みはこちらから
https://forms.gle/fRVVEvZzi3dsoDeP6
「無敵の人」と呼ばれる、失うものが無くなって犯行に何の躊躇もない人たちの凶行が増えていると言われています。安倍晋三元首相銃撃や秋葉原無差別殺傷事件、大阪のクリニック放火事件などを思い浮かべる方もおられるかもしれません。もしかすると「無敵の人」という言葉を得てわかったような気になってしまうかもしれません。そもそもそのラベルは正確なものなのでしょうか?そして、私たちがこれらの問題に何ができるのかと考えた時、何もわかっていないことに気づかされます。
今回のあざみのカフェでは、思索の一助として2012年に起きた『黒子のバスケ脅迫事件』を取り上げたいと思います。本人が獄中で「生ける屍の結末」という手記を書いています。それらの資料を参考にして「無敵の人」問題の社会背景と個人の関係について考え、私達にいったい何が出来るのか、そして「無敵の人」にさせないために、「無敵の人」を創り出さないために一緒に考えてみませんか?
この勉強会で重大犯罪を取り上げるようになって自分の中で大きく変わったことがあるなと思いました。
前だったら、酷い事件の犠牲になった人たちのことを考えて悲しんだり、怒ったりし、あるいは考えないようにしていました。そこでの加害者はサイコパスか化け物か自然災害かのように思ってました。酷いやつだと。
今は、加害者も同じ人で酷い生きづらさの中でもがいていて、その自分を消されまいとする必死さが、取り返しのつかない犠牲を生む不条理も思うようになりました。その上で、被害者やその関係者のことも考えて、なんでこんな風にならないといけなかったんだと、堪らなくやるせない気持ちになります。